また“ギャンブルタレント”の場合、そのジャンルに精通しているかどうかも重要になってくるという。
「公営競技の動画配信などは、固定ファンが見ていることが多くて、そのファンたちに支持されるかどうかが重要。支持されるには、ギャンブルに関する専門的な知識、愛が必要ですし、ムダにエキサイトしすぎないとか、奇をてらった予想をしないとか、そういった形で絶妙に空気を読むことも必要です。
地上波で活躍しているようなタレントさんは、ギャンブルを楽しむことができても、必ずしも配信番組の空気を読めるわけではないので、そこにつけ入る隙があるわけです。新人であっても、配信視聴者の支持を得られれば、ギャンブルタレントとして人気になるということ。グラビア系の事務所やお笑い系の事務所は、そういったギャンブルタレントの育成に力を入れていくのではないでしょうか」(同)
多様化が進む社会の中で、芸能界でもまたさまざまなジャンルのタレントが活躍する時代に突入している。“ギャンブルタレント”というまだちょっと特殊な存在が、当たり前となる日も遠く
なさそうだ。