近い世代の「ジャニーズ御用達女優」は、橋本環奈や広瀬すず、杉咲花などがよく筆頭格に挙げられる。最近では、道枝駿佑とのW主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』がヒットを記録し、『消えた初恋』(テレビ朝日系)で目黒・道枝と、『赤いナースコール』(テレビ東京系)でSexy Zone・佐藤勝利と共演した福本莉子や、主演映画『ひらいて』でジャニーズJr.の作間龍斗、Amazonオリジナル映画『HOMESTAYホームステイ)』でなにわ男子・長尾謙杜と、『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)で永瀬廉と共演してきた山田杏奈ら“新世代”の台頭も注目を集めているが、今田は知名度が高く、実力と人気も兼ね備えているだけに頭ひとつ抜けていると見られている。
それゆえに、今回の「原作イメージと異なるキャスティング」と「早すぎる再共演」には、今田がジャニーズ御用達になったことで、ジャニーズタレントが主演するドラマに役柄との相性関係なく起用された結果ではとの懸念も出ているようだ。
先述の福本莉子は『トリリオンゲーム』にも出演し、目黒演じるハルが立ち上げる会社で、まだ就活中の大学生ながら社長に抜擢される高橋凜々役を演じる予定。今田との「ジャニーズ御用達女優」争いも注目を集めそうな予感で、しかも今田は「原作イメージと異なる」役柄を演じるとなれば、下手をすれば今田の評価を下げかねない。持ち前の演技力の高さでこの状況をうまく乗り切り、ジャニーズ御用達のポジションを利用するくらいの勢いで女優として大きく羽ばたいてくれることを期待したい。