今田が演じるのは、ハルとガクにとって宿命のライバルとなる黒龍桐姫。日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の取締役で創業者の娘でもあり、多言語を操るクールな才色兼備の女性だ。どんな取引相手にもクレバーな交渉術を駆使し、欲しいものをすべて手に入れてきた。ハルとガクの才能にいち早く気づき、2人に執着心にも似た強烈な興味を抱き、自分の支配下に置こうとする……という役どころだ。
今田と目黒といえば、今年3月公開の目黒主演映画『わたしの幸せな結婚』で夫婦役として共演。同作は2023年公開の実写映画作品で初めて観客動員数200万人を突破し、さらに興行収入27億円を突破する大ヒットを記録した。目黒の大先輩・木村拓哉が主演した映画『レジェンド&バタフライ』の興行収入を超えたことも大きな話題となった。
早くも『わた婚』コンビの再共演となったことで、SNS上では「目黒くんと美桜ちゃんの再共演がこんなに早く見られてうれしい!」「わた婚とガラッと変わって、バチバチな感じみたいで楽しみ」などといった歓喜の声が続出。目黒と今田のコンビを指す「めめみお」がTwitterでトレンドワード入りするほど盛り上がった。
その一方、不安の声も少なからず出ている。原作の桐姫はスラリとした長身美女というイメージが強く、主人公と並び立っても負けないくらいの迫力がある。しかし、今田の身長は157センチで、185センチの目黒との組み合わせは原作のイメージと合わないという見方があるようだ。実際、ネット上では「原作の印象だと中条あやみ(※身長169センチ)を想定してたからイメージ違うなあ」「今田美桜は演技うまいけどキャラのイメージと違いすぎて限界ある」といったコメントが飛び交っている。『わた婚』では身長差が大きな魅力となっていたが、今作においては不安要素になってしまっているようだ。