――昭和、平成、令和と、その時々によって、さまざまな変容を遂げてきた女性芸人。まさに彼女たちは、“時代を映す鏡”といえるだろう。そんな女性芸人たちの歩みを時代背景とともに振り返る。今回はオアシズ・大久保佳代子の遍歴を、テレビウォッチャー・飲用てれび氏につづってもらった。
「使い捨てなのよ、タレントなんて」
オアシズ・大久保佳代子はそう言った。5月17日の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)で、ベッキーが「バラエティ番組のスタッフは冷たい、収録が終わったらもっと褒めてほしい」と語ったときのコメントだ。大久保いわく、自分たちタレントには代わりがいっぱいいる、スタッフはいちいち褒めたりしない。
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