お金持ちと一緒にご飯を食べたり、飲みに行ったりすると、奢ってくれることが多いのではないでしょうか。もちろん、お金に余裕があるから奢ってくれるのですが、一般の人が知らないような理由があるのです。今回は、そんなお金持ちならではの考えをご紹介します。
お金持ちは奢りたがる、なぜか?
たとえば、友人の披露宴に出席したあと、新郎側の友人と2次会に行ったら、その中に会社を経営している男性がいたとしましょう。
みんなでワイワイと楽しんでいるときに、「仕事があるから」と言ってその人が先に帰ってしまいました。そして、お開きになって清算しようとすると、お店の人から「お代はもう頂いています」と言われる。
あるいは、上司と一緒に参加した食事会などで、お金持ちがさっとお会計伝票を手にして立ち上がり、すべて支払ってくれることもあるでしょう。
なんだか素敵で、強く印象に残りますね。お金持ちが人に奢るのはカッコつけたいからなのでしょうか。
お金持ちが奢る理由は「お金がある」から?
お金持ちが割り勘にしないのは、お金があってカッコつけたいという単純な理由だけではありません。
お金持ちの中には、株の配当金や不動産投資による家賃収入があって、定期的にまとまったお金が入ってくる人がいます。事業に成功して大きな資産を築いた人もお金持ちです。こうした本当のお金持ちは、使ってもまとまったお金が後から入ってくることが確実なので、人に奢ることにためらう必要がありません。
さらに、たとえば同じ1万円でも、お金持ちにとっての1万円とそうではない人の1万円では価値が違います。一般人にとってはかなりの金額のように思えても、お金持ちにとってはそれほどではないので奢りやすくもなるでしょう。
また、何かの事業で成功してお金持ちになった人は、商品であれサービスであれ、人に喜んでもらえるモノやサービスを提供できたからこそ成功したはずです。そのため、そもそも人に喜んでもらうことが好きだという理由もあるかもしれません。