「久しぶりの友人からの連絡はマルチを疑え」とはよく言われたものですが、実際に勧誘を受けたことがある人も少なくないのではないでしょうか。今回は、興味のないマルチ商法に勧誘されたときの上手な断り方について、実際のエピソードから学びましょう。
「そんなに儲かるなら、1人でやった方が利益を独り占めできるじゃん?どうぞ」
数年前の1月中旬、大学時代の友人から久しぶりにLINEが来ました。「久しぶり」「元気してる?」など、たわいもない会話から始まりました。2、3年ぶりに連絡をくれたのが嬉しくて、私もノリノリで返信してしまったのが、始まりでした。
会話の中で、「最近感染症が流行ってて、大変だよね」という話になり、そして、「収入も不安定で」「でも最近副業が儲かってる」と、きな臭い話題が始まりました。
「やっぱり、副業勧誘か…」と私は思いました。
旧友からの連絡は、まずマルチを疑えと言われているのは知っています。しかし、純粋に連絡してくれたと思い込んでいた分、ショックが大きかったです。
いきなり否定するのもなんなので、「そんなに儲かってるの?」と軽く話に乗りました。するといきなり通話がかかってきて、話を聞くことになりました。
内容を聞くと、完全にマルチ商法でした。彼女は「○○ちゃんとなら、良いビジネスができる」「儲かるよ」などと、聞こえの良い言葉を並べてきます。
そこで私は、「そんなに儲かるなら、1人でやった方が利益を独り占めできるじゃん?どうぞ」と言いました。この一言で、いきなり黙る彼女。その隙に「じゃあね〜」と電話を切って撃退しました。
後でまた連絡が来るかと思いましたが、一切通話もLINEもありませんでした。きっと私への勧誘はキッパリ諦めたのでしょう。今頃必死になって、次のターゲットにコンタクトを取っているはずです。
(30代)
「絶対に儲けられるなら初期費用は儲かったお金で後払いします」
【こちらの記事も読まれています】