今年2月に2代目キャプテンの秋元真夏がグループを卒業し、1期生がいなくなった乃木坂46。5月の東京ドーム2DAYS公演では合計10万人を動員し、夏の全国ツアーのチケットも激しい争奪戦となるなど、世代交代を経ても無敵の人気を誇る彼女たち。だが、強いてウィークポイントをあげるとすれば、バラエティ番組で活躍できるメンバーが限られていることだ。

「乃木坂が超人気グループになったのは、白石麻衣、西野七瀬、生田絵梨花、橋本奈々未など、とにかく美形揃いだったのが大きな理由ですが、“バラエティ班”の活躍も見逃せません。秋元真夏、高山一実、松村沙友理など、バラエティに強いメンバーの存在がなければ、アイドルファン以外にグループ名が知られることはなかったはず。本人たちは、バラエティ班と呼ばれるのは不本意かもしれませんが、グループには絶対に必要な存在です。

 しかし現メンバーを見渡すと、バラエティに強いのは山下美月、賀喜遥香、与田祐希、久保史緒里など、シングルでセンターを任されるような中心メンバーばかり。これでは仕事が偏りかねません。昨年加入した5期生は逸材揃いですが、まだ経験が乏しいだけにピンで仕事をするのは難しく、バラエティ担当メンバーの育成が課題でした」(アイドルライター)