北茨城あじさいの森

日本アジサイ協会のコレクターであるオーナーが、20年の歳月をかけて、個人で整備しているアジサイ園です。北茨城市の花園渓谷へつながる道路沿いに面した森の中に、約3万平方メートルものアジサイ園が広がります。

敷地内では、1,200品種28,000株の花を楽しむことができます。全国各地で集めた珍しい品種や、オーナーが品種改良したアジサイなど、珍しいアジサイを見ることができます。アジサイの種類は3,000種類と言われているので、そのうちの1,200種もそろっていることに驚きです。

視点によって見え方も異なるため、アップダウンの地形を生かして上から見下ろせるようになっていたり、土壌改良によって花の色を変える工夫をしたりと、見せる工夫がたくさんあり、ついつい引き込まれてしまいます。北茨城あじさいの森では、最新品種の鉢植えを購入するのも可能です。

黒羽城址公園

黒羽城は、戦国時代末期から明治維新に至るまで外様大名の居城となっていました。現在でも、土塁や空濠(からぼり)が残されており、当時のおもかげを伺い知ることができます。

本丸跡やお堀の斜面を覆い尽くすように、たくさんのアジサイが咲き乱れ、その数6,000株とも言われています。例年、6月下旬から7月上旬には「芭蕉の里くろばね紫陽花まつり」が開催され、期間中はライトアップも行われるので、多くのファンが訪れます。