「有働アナは『この件については、番組で話し合って私が話します』と前置きしたうえで、『まずは性被害については被害者のケアを最優先に考えてほしい。そしてエンタメを通じてたくさんの夢を見せてきてくれたジャニーズだからこそ、ファンや私たちが迷いなく夢を見続けられるようにしてほしい』『私たちzeroも性被害は絶対に許さないという姿勢で、しっかりと向き合って行きたいと思います』と話しました。正直、歯切れの悪いコメントであるとともに、単に報道姿勢を打ち出しただけで、これでは何も言っていないに等しいと思います」(芸能ライター)

 そんな『news zero』は、3週間後の6月5日放送回でもジャニー氏の問題を報道。ジャニーズの元タレントが、児童虐待防止法の改正を求める約4万人分の署名を与野党6党に提出したことを受け、ようやく櫻井が口を開いた。

「櫻井は、自分が発言することで、すでに退所しているほかの人たちへのあらぬ臆測が広がることを恐れ、今まで何も言えずにいた……というようなことを話していました。それは一見、彼なりの配慮のようにも聞こえますが、うまく“隠れ蓑”にした印象が強い。また、『本日提出された署名をした皆さんの思いを重く受け止め、二度とこのような不祥事が起こらない体制を整えなければならないと思います』と、有働アナと同じく、どこか他人事のようなコメントをしていました」(同)

 日本テレビはジャニーズタレントを数多く起用しており、レギュラー番組も多いことから、「ジャニーズ事務所に“忖度”しているとしか思えてならない内容だった」(同)という。