医療保険・終身タイプの死亡保険に加入するメリット

一般的に、新入社員のうちは年収が低い傾向があるため、急なケガや病気で医療費が発生すると、家計に大きな負担が生じるかもしれません。

医療保険に加入しておけば、急に医療費が発生しても、保険会社から支払われる給付金ですべてまかなえる可能性があります。

また、終身タイプの死亡保険に加入しておくと、自身に万が一のことがあって親族に突然葬儀代の負担が生じても、保険金で葬儀代の一部、あるいはすべてをまかなえるでしょう。

保険料の全部または一部が控除の対象となる

保険に加入すると、税制面でのメリットもあります。生命保険料控除が使えるからです。

医療保険に加入すると保険料の全部または一部が、介護医療保険料控除の対象となり所得税・住民税が軽減されます。

「保険見直し本舗」に無料相談する
(公式サイト)

また終身タイプの死亡保険に加入した場合、保険料の全部または一部が一般生命保険料控除の対象として所得税・住民税が軽減されます。

医療保険と終身タイプの死亡保険、両方に加入していれば、介護医療保険料控除と一般生命保険料控除の両方が利用でき、年末調整で払い過ぎた税金が返ってきます。

保険に入るタイミングは?

可能性としては高くありませんが、新入社員になってすぐにケガや病気、あるいは万が一のことが起こる可能性があります。

若いうちに加入したほうが保険料は割安なので、できれば初任給を受け取った時点で保険加入をおすすめします。

【関連記事】
>>どんな保険にいつ入る?保険見直しのタイミングは?迷ったときの「相談窓口」おしえます

文・金子賢司(ファイナンシャル・プランナー)
立教大学法学部卒業後、東証一部上場企業に入社。その後、保険業界に転身し、FPとして活動を開始。個人・法人のお金に関する相談を受けながら、北海道のテレビ番組のコメンテーターなどとしても活動。得意分野は保険領域。