新社会人になったら保険に入るべきでしょうか?本稿では新社会人が加入検討したい保険とそのタイミングについて解説します。
新社会人は保険に入るべき?
一般的に新社会人になると経済的に独立するため保険に入るべきでしょう。具体的には「医療保険」と、終身タイプの「死亡保険」の加入を検討したいところです。
なぜ医療保険に入ったほうがいい?
医療保険とは、自身がケガや病気で入院・手術を受けた場合、入院日数に応じた入院給付金や、手術内容に応じた手術給付金が受け取れる保険です。
「令和2年(2020)患者調査の概況 受療率」によると新入社員の年齢にあたる20~24歳の入院率は、人口10万人に対して男性が128人、女性が156人と決して多いとは言えません。
しかし、入院する可能性は決してゼロではないこと、若いうちに加入するほど保険料が安いこと、年齢を重ねるにつれて病気やケガのリスクが高まるといった理由から、新入社員のうちに医療保険に加入しておくと安心でしょう。
なぜ終身タイプの死亡保険に入ったほうがいい?
また自身に万が一のことがあったときの葬儀代の備えとして、終身タイプの死亡保険の加入も検討したいところです。
終身タイプの死亡保険とは、自身が死亡したとき、遺族に保険金が支払われ、保障が一生涯続くタイプの死亡保険です。死亡の他、高度障害状態になったときは本人に保険金が支払われます。
「令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、人口10万人に対して20~24歳の死亡数は男性が47.9人、女性が25.8人と決して多いとは言えません。しかし、死亡保険も医療保険と同様の理由で加入しておいたほうがいいと言えます。
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