収入がない専業主婦（主夫）の場合、一般的な消費者金融のカードローンは使えません。しかし、やり方次第ではカードローンでお金を借りることは可能です。
今回は、専業主婦（主夫）がカードローンを使う2つの方法について解説します。
方法1：配偶者貸付に対応した消費者金融カードローンを使う
1つめの方法は、配偶者貸付に対応した消費者金融カードローンを使うことです。
一般的な消費者金融カードローンの場合は、貸金業法により、年収の3分の1までしか借入できません（総量規制）。
専業主婦（主夫）で年収がゼロ円の場合は、融資を受けられないことになりますが、例外的な扱いとして配偶者貸付が認められています。
簡単にいうと、本人と配偶者の年収を合算し、その3分の1までの借入を可能とする制度です。
たとえば、本人（専業主婦・主夫）の年収がゼロ円、配偶者の年収が750万円だった場合、3分の1にあたる250万円までの借入ができます。
ただし、2人合わせて250万円という意味であるため、配偶者がすでに消費者金融などから借入をしていた場合は、そのぶん借入できる金額が減るので注意してください。
なお、配偶者貸付を利用するためには、以下の書類を提出しなくてはいけません。
・本人および配偶者の本人確認書類（運転免許証など）
・住民票の写し（個人番号・本籍地の記載がないもの）
・配偶者貸付に関する同意書（配偶者の自署）
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