日頃の感謝の気持ちを込めて贈るお中元ですが、実は細やかなマナーがあるのをご存知ですか?本日は義実家にお中元をご準備されるみなさまに、お中元を贈る際のマナーやお中元ギフトにおすすめのアイテムなど、お中元に関する情報をまるっとご紹介します。お中元を受け取った際の対応方法もお伝えするので、ぜひ最後までご覧くださいね!

日頃の感謝の気持ちとともに「これからも変わらぬお付き合いを」という思いを込めて贈るお中元ですが、義実家にも贈る必要があるのでしょうか?これから結婚を控えている方や新婚の方は特に頭を悩ます問題だと思います。

お中元に関する価値観や考え方は地域や各家庭の方針により差が出るため、両家両親に確認した上で贈る・贈らないを決めるのがベスト!とは言え、いざお中元を贈る、となった際に焦らないように事前に義実家にお中元を贈る際のマナーやお中元ギフトにおすすめのアイテム、またご自身がお中元を受け取った際の対応方法などを予習しておきましょう◎

そもそもお中元とは?

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

お中元とは、日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを伝えるために贈るギフトのことを言います*

そのため特に贈る相手は決まっておらず、両親や義実家、親戚、会社関係者、義実家など、おふたりがお世話になった方すべてが贈る対象になります。とは言え、お世話になった方全員に贈るとなると予算的にも準備も大変なので、相手の方との関係性を踏まえて、贈る・贈らないを決めて構いません◎

両親・義両親に関して言うと、地域柄や各家庭の方針が出やすい部分なのでお中元の有無に関しては各自実家に確認しておくと安心です。ちなみに筆者は両家両親ともに関西エリア在住者ですが、「堅苦しい付き合いは不要」とのことで、お中元のやりとりはありません*

お中元を贈る時期

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

お中元を贈る時期は、地方により若干のズレがあり、東北・関東地方では7月1日~15日の間に贈るのが一般的だと言われています。

一方、東海・関東・中国・四国に関しては7月15日~8月15日の間に贈るのが、さらに九州では8月1日~15日の間に贈るのが一般的だと言われています。

お中元を贈る時期が難しい北陸・沖縄 とても特殊なパターンを有するのが北陸と沖縄の二地域。北陸に関しては、7月1日~15日としている地域と7月15日~8月15日としている地域の両方がありますので、贈る時期に頭を悩ませます。

沖縄の場合は旧暦の7月15日前後にお中元を贈るしきたりがあります。現在の暦で言うと8月中旬から9月初旬頃の時期にあたります。

お中元を贈る時期は相手の住む地域に合わせる*

しかし、沖縄にお中元を贈る場合は、必ず旧暦カレンダーなどで正しい日にちを確認されることをおすすめします*

このように、各エリアを比較すると贈る期間に思っている以上の差がありますので、義実家にお中元を贈る際は相手が住んでいる地域の時期に合わせておくとが大切に!せっかく贈るのであれば、相手が気持ちよく受け取れる時期を選ぶのも気遣いですよ*

ただし、近年はお中元の時期が早まっている傾向があります。心配であれば東北・関東エリアと同様に7月1日~15日の間には届くように配送準備をしておくと安心です◎