「寝ても寝ても眠い」しっかり寝ているはずなのにどうしても眠くて仕方がない…。そんな日が続いてしまうと昼間のパフォーマンスにも支障がでてしまいます。しっかり睡眠時間をとれているはずなのに日中、強い眠気に襲われてしまい、居眠りをしてしまったり、普段よりも睡眠の時間が長くなってしまうことを「過眠」と言われています。健康な方でもさまざまな原因で強い眠気を感じてしまうことがあります。今回は「寝ても寝ても眠い」原因と対処法についてご紹介させていただきます。日常生活で改善できる方法なので是非実践してみてくださいね。寝ても寝ても眠いのはなぜ?

「寝ているのに眠くなる」その原因とは

「寝ても寝ても眠くなる」ってしまうのは、さまざまな原因説が考えられます。その原因んについて説明していきます。

睡眠不足

忙しい日が続き、十分に睡眠時間を確保できず、睡眠不足が蓄積されてしまうと、いくら睡眠をとっても寝足りない状態になってしまいます。睡眠時間が平日と休日で2時間以上差がでてしまう場合、注意が必要です。

ストレス

睡眠には、自律神経の働きがとても重要になります。日中は交感神経(活動モード)が優位になり、睡眠時は副交感神経(リラックスモード)が優位になります。交感神経と副交感神経のバランスが、ストレスの影響で交感神経が優位になり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

睡眠の質

睡眠のリズムが崩れることで睡眠が浅くなり、睡眠の質も低下してしまいます。「寝ても眠くなる」のは、よく眠れていない状態が続いている可能性があります。   

レム睡眠:脳は起きていて体は眠っている状態。脳は起きているため、眼球が動いたり、夢をみたりします。

ノンレム睡眠:脳が眠っている状態。入眠直後にあらわれ、夢はほとんどみず、体を支える筋肉は働いています。

ロングスリーパー

ロングスリーパーとは、一般的な方より睡眠時間が多く、個人差はありますが、大体9時間〜11時間程度の睡眠時間が必要になります。そのため、6時間〜8時間睡眠では足りないため、眠くなってしまいます。

【女性の場合】(ホルモンバランス)

女性の場合は、ホルモンバランスの変化が起こりやすい月経や妊娠・出産、閉経のときなどに「眠気やだるさ」を感じることがあります。日中に眠気が強くなることがあります。プロゲステロン(黄体ホルモン)が関係しています。とくに、妊娠初期には、体を休ませようとするプロゲステロンの働きにより、強い眠気やだるさを感じることがあります。