2020年1月にdodaが発表した「平均年収ランキング」によれば、20代から50代の平均年収は479万円でした。平均的な年収の家庭で1,000万円貯蓄するなんて無理……と、諦めている人も多いのでは?今回は、年収500万円の家庭を管理する専業主婦が、1,000万円貯金を達成した方法を紹介します。

月貯蓄額は10万以上!家計の現状を夫婦で共有

(写真=PIXTA)

Aさん(32歳)は、2歳の子供と夫の3人家族。出産を機に退職しましたが、子供の今後を考え、計画的な貯金の必要性を感じました。

Aさんは、まず貯金の目的や目標額を設定し、夫婦で話し合いました。収支は家計簿ソフトで管理し、家計の全体像が分かるよう図やグラフにして共有します。

これにより夫の無駄遣いも減り、節約に協力的になったとか。毎月約10万円の貯蓄に成功し、予定より早く1,000万円貯めることができたそうです。

貯蓄には目標を!フリマアプリを活用して年額20万円節約

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小学生の子供2人を持つBさん(40歳)は、夫と4人暮らしです。Bさんは、家計簿をつけて生活費の無駄を洗い出し、徹底的に無駄をなくすことで、マイホーム資金の1,000万円をたった7年で貯めることに成功しました。

すぐにサイズアウトする子供服や使わないおもちゃ、日用雑貨は、フリマアプリやリユースショップを利用します。

家の不用品もフリマアプリで売却し、年間20万円ほどの節約になったそう。節約したお金でたまには外食やレジャーを楽しむなどのメリハリも大切にしました。

食費・消耗品費はまとめ買いで時間とお金の無駄を減らす

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3人の子供がいる専業主婦Cさん(45歳)は、生活の無駄を見直して約6年で1,000万円貯金に成功しました。実践した方法のひとつが、食料品や日用品をまとめ買いすることです。

食料品は事前にリストアップし、月4回に分けてまとめ買い。これで衝動買いを防げ、時間も節約できます。購入した食料品は、メニューに合わせて無駄なく使いきります。ポイント還元や割引デーにまとめ買いすることで、毎月1万円以上もの節約に成功しました。

1,000万円貯金を目指すならまずは目的を明確に

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富裕層のように高収入でなくても、家計の無駄な部分に気づいて対策することにより、10年未満で1,000万円貯蓄を達成している主婦もいます。どう行動に移せばよいか分からない人は、まず「何のために貯金するのか」という目的意識を家族で話し合うところから始めてはいかがでしょうか。

文・木村千賀子

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