今年2月に執行猶予が明けたことで復帰への動きが加速するとみられていたが、3月にモデルの道端ジェシカが合成麻薬MDMAを所持したとして逮捕(不起訴処分)された事件の影響で、沢尻の復帰が白紙になったとも伝えられた。だが、沢尻ほどの逸材は業界が放っておかないのか、複数のメディアで「映画や配信ドラマのオファーが舞い込んでいる」といった情報も飛び交い、復帰ムードは高まる一方となっているようだ。
女優としての復帰は、地上波テレビは難しいものの、映画や配信ドラマであれば十分に可能だ。実際、2019年にコカイン使用の容疑で逮捕されたピエール瀧は、執行猶予中に俳優として映画や配信ドラマの撮影で復帰。さすがに地上波からは遠ざかっているが、最近も相撲界を題材にした話題のNetflixドラマ『サンクチュアリ -聖域-』でも存在感を示している。
今年5月には、2020年9月に大麻取締法違反で逮捕、起訴され、懲役1年・執行猶予3年の判決を受けた伊勢谷友介も、執行猶予中に映画の撮影に参加していると報じられた。かつては、薬物事件などの不祥事を起こしたタレントは「執行猶予が明けてから活動再開」というケースが多かったが、映画や配信ドラマならそうした慣例はさほど関係なく、復帰の道は閉ざされていないようだ。
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