今日の難解漢字は
「率先垂範」
「定石」
「偏狭」
「劫かす」
「売僧」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
1つ目の漢字は「率先垂範」です!
「率先垂範」と書いて、なんと読むか分かりますか?
ぶっちゃけ「率先」は読めると思います。
率先は(そっせん)です。
でも「垂範」はどうでしょうか?
間違えがちな(しはん)は「師範」と書きますよ!
垂れる範と書いてなんと読むのか、ちょっと思いつかないと言う人も多いかも。
さて、「率先垂範」と書いて、なんと読むでしょうか?
「率先垂範」読み方のヒントは?
「率先垂範」は先頭に立つ人は模範を示すという意味です。
なので、しっかりした人が先頭に来て、見本を見せることで後ろのみんなが真似をすることです。
運動会などでは、先頭の人がポイントになってくるので先生もしっかりと位置を教えたり、ダンスの順番を教えたりしていました。
先頭が間違うと、後ろもつられて間違ってしまいますからね。
会社では上司が口ばっかりで良い見本を示さないので嫌われる、なんて定番じゃないでしょうか。
「率先垂範」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「そっせん〇〇〇〇」です。
垂直と模範はなんと読みますか?
さて、もうわかりましたか?
「率先垂範」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「そっせんすいはん」
です!
率先垂範の意味は、山本五十六さんの「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず」が有名です。
上司に文句を言う時は「率先垂範していない」と指摘するのがスマートかも。
ぜひ、参考にしてみてください。
2つ目の漢字は「定石」です!
「定石」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に「ていせき」と読んでしまうと、ちょっと恥ずかしいかも知れません。
それでは何と読むのか…
あなたには正しい読み方がわかりますか?
「定石」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 昔から決まっている最善の方法のこと
- 「定石通りに事を運べばうまくいくよ」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「定石」の読み方!正解は!?
正解は「じょうせき」です!
意味はヒントでも紹介した通り「昔から決まっている最善の方法や定番のやり方」。
ビジネスなどでよく使われますが、そもそもは囲碁用語から生まれた言葉です。
囲碁の世界では「双方に最善の打ち方」という意味で、昔から培われてきた手法ということ。
双方が定石に従って打ち進めば、互角になるというわけですね。
定石という言葉は囲碁から始まって、オセロや将棋などでも使われるようになり、その後一般的にも用いられるようになりました。