2020年10月オープンした、とってもユニークなホテル【梅小路ポテル京都】。「Potel (ポテル)」とは、港「Port」と「Hotel」の造語で、ホをポにすることで“円(縁)がつながるように”という願いが込められています。様々なタイプのフリースペースや銭湯スタイルの大浴場など、ここでの滞在こそ満喫したい。他とはちがうちょっと特別なホテルです。

滞在を楽しむホテル

ゆとりのある館内や、美味しいカフェ、楽しむためのアイテムをそろえた共有スペースなど、【梅小路ポテル京都】は日常から離れ、滞在することを楽しむためのホテルです。

▲ポテルのアプローチ

ホテルがある梅小路京都西駅は、京都駅から山陰本線で1駅。梅小路公園に隣接していて、隣りは京都水族館。京都鉄道博物館もすぐ近くです。

▲玄関を入ると、吹き抜けになった開放感抜群のロビーラウンジ。正面の窓越しに梅小路公園の緑が映えます

▲入口横にはホテルのフロントがあります

▲かって京都の街を走っていた路面電車を見られるカフェは、外来の方も利用できます

カフェでは“世界最高品質”と称されるコーヒーを提供する川島良彰氏の「ミカフェート」のコーヒーをハンドドリップで提供。スリランカの最高級茶葉を使った人気の「ムレスナティー」の紅茶をはじめ、スイーツや軽食を用意。

▲2階「Park(プレあわいの間)」

カフェを利用した人は、2階にある「Park(プレあわいの間)」を10時から14時30分まで利用できます。小さな子供が遊べるスペースもあって家族連れにも人気。15時からは宿泊者のみの利用で、卓球台も用意。広いスペースでのんびりしたり、ひと昔前の温泉旅館のように卓球に興じたりと、思い思いの時間を過ごせます。

▲「写真から始まる旅」に誘われる旅心

エレベーターホールに飾られる素敵な写真は、ホテルから徒歩60分以内に行ける場所だったり、電車で1時間以内に行ける場所といったように、階ごとに異なる距離の写真が並びます。写真のQRコードを読み込むと、そこまでの行き方を紹介。新しい旅に誘われるコーナーです。

多彩で上質な客室を用意

テラスのついた客室や角部屋、木の温もりを活かした和モダンの部屋のほか、京都府の伝統工芸品や名産品を活かした丹後ちりめんや北山杉をテーマにした4タイプのコンセプトルームなど、多種多彩な客室を用意します。ここでは梅小路公園に向いたテラス付きの客室「ガーデンツイン」を紹介します。

▲梅小路公園の眺望を楽しめる「ガーデンツイン」

31.6平米とゆったり過ごせる「ガーデンツイン」には、アイランドタイプの洗面を設置。水まわりと客室は扉で仕切ることができるのでプライバシーも保てます。室内にはテーブルと2脚の椅子を置き、景色を愉しめるようテラスにも椅子が置かれています。

▲テラスから眺める“京都らしい風景”

5階のガーデンツインからは、梅小路公園の緑越しに京都のランドマークとて誰もが知る「東寺」の五重塔がよく見えます。まさに非日常を満喫できる部屋でした。

▲館内履きにスリッパを用意

ポテルでは“銭湯”スタイルの大浴場やパブリックスペースの「あわいの間」など、館内を移動する機会が多く、スリッパを用意。室内着のままでレストランを利用できる気軽さも魅力です。

▲アメニティには牛乳石鹸の“赤箱”を用意

客室に人数分用意される牛乳石鹸のしっとり赤箱は、市販品よりコンパクトになったポテルのオリジナル製品。お土産に持ち帰る方も多いとか。

▲ガーデンツインなど一部の客室には、バスタブと洗い場があるバスルームがあります

もちろんバスタブのないシャワーブースのみの客室もあります。さらに、京都市内では多くの銭湯が今も営業していることから、京都体験のひとつとして銭湯“ぽて湯”を併設。ホテルとしてはとてもユニークな試みで、本格的でリアルな銭湯体験を楽しめます。

▲5階のガーデンツインからは、五重塔のライトアップが見えました