幻想的なクラゲの展示が魅力の「加茂水族館」や、情緒ある庭園を眺められる「本間美術館」、ボルダリングも楽しめる「月山あさひ博物村」など、雨の日でもデートを楽しめる、山形のおすすめスポットをご紹介します。

1. 鶴岡市立加茂水族館

「クラゲドリーム館」の愛称で親しまれている、山形県唯一の水族館。60種以上ものクラゲを展示しており、クラゲ展示種類数世界一の水族館としてギネスにも認定されました。直径5メートルの円型の水槽「クラゲドリームシアター」には約1万匹ものミズクラゲが泳ぎ、その幻想的な光景はデートにもぴったり。

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またこのほかにも、クラゲの成長段階を見ることができる「クラゲ栽培センター」やアザラシやアシカがいる「ひれあしプール」などの見どころもあります。

2. 文翔館

photo by kaTasiさん

大正5年(1916年)に建てられた山形県旧県庁舎及び県会議事堂で、昭和50年(1975年)まで県庁舎として使用されていました。英国近世復興様式のレンガ造りの建物で、昭和59年(1984年)には国の重要文化財に指定され、保存修復工事を経て現在は山形県郷土館「文翔館」として無料で一般公開しています。

館内では、山形県の県政の歴史に関する資料が展示されているほか、3階では会議や選挙で使われた部屋を公開し、当時の様子がわかるように家具や内装を再現しています。

また、映画『るろうに剣心 京都大火編』や『るろうに剣心 伝説の最期編』の撮影にも使われているので、映画ファンのカップルにもおすすめですよ。

3. 本間美術館

国の名勝に指定されている庭園「鶴舞園(かくぶえん)」をはさんで、清遠閣(せいえんかく)と称される本館と新館から成っている美術館。

もともとは本間家4代当主・光道が、本間家別荘として1813年に建築し、その後1947年に私立美術館として開館しました(新館は1968年に施工)。2009年には、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにおいて、鶴舞園が2つ星、清遠閣が1つ星を獲得しています。

本間家からの寄贈による古美術を中心に約3,000点を収蔵。清遠閣には大正ロマンを感じさせる喫茶室があり、雨の日には鶴舞園を眺めながらお抹茶とお菓子でひと息つくのも素敵な過ごし方ですよ。