車庫証明書（自動車保管場所証明書）の手続き
普通自動車が保管されている場所を示す車庫証明書（自動車保管場所証明書）も、引っ越しをしたら車の住所変更が必要です。
車庫証明書とは、車の保管場所を確保していることを証明する証明書で、こちらも住所変更が必要で、法律で転居から15日以内に住所変更手続きをすることが定められており、法律違反になるので、ご注意ください。
車庫証明書の取得手続きの仕方は、新住所を管轄する警察署の窓口に行き、申請書類（自動車保管場所証明申請書）と保管場所の所在図・配置図と保管場所使用権原疎明書面を作成し、駐車場や土地を借りている方は、保管場所使用権原疎明書面は不要ですが保管場所使用承諾証明書が必要ですので準備しましょう。
また、運転免許証やマイナンバーカードなどの自動車の使用者の住所を証明できる書類も忘れないようにしましょう。
岐阜県の場合は手数料2,200円と保管場所標章交付手数料に500円が必要ですが、地域によって異なります。
不備がなければ、納入通知書兼領収書がもらえ、車庫証明書は後日受け取りに行く必要があり、受け取る際に納入通知書兼領収書が必要になりますので、なくさないようにしましょう。
自動車検査証（車検証）
自動車検査証の住所変更手続きは、住所が変わってから15日以内という期限があり、こちらも期限に間に合わないと法律違反になり、税金や保険の通知が届かなくなるので早めに手続きをしましょう。 普通自動車の場合は引っ越し先の住所を管轄する運輸支局で、軽自動車は軽自動車検査協会でそれぞれ手続きが必要です。
普通自動車の必要な書類は、現在所有している自動車検査証（車検証）、申請書、手数料納付書、発行から3カ月以内の住民票（マイナンバーの記載がないもの）、車検証に記載の住所と氏名が違う場合は、それまでの住所の変更と戸籍が分かるもの、印鑑、警察署による証明の日から40日以内の自動車保管場所証明書（車庫証明）、自動車税・自動車取得税申告書（申請書と同じくその場で入手できます）で、軽自動車は車検証、印鑑、住民票を用意し軽自動車検査協会へ提出します。
また、車のナンバーの管轄地区が変わる場合、ナンバープレートの変更もあわせてしましょう。
- 岐阜ナンバー
- 岐阜市・大垣市・多治見市・関市・中津川市・美濃市・瑞浪市・羽島市・美濃加茂市・恵那市・土岐市・各務原市・可児市・山県市・瑞穂市・郡上市・本巣市・海津市・養老郡・不破郡・安八郡・本巣郡・加茂郡・可児郡・揖斐郡・羽島
- 飛騨ナンバー
- 高山市・飛騨市・下呂市・大野郡
普通自動車ナンバー変更
普通自動車の所有者の住所など変更があった場合、15日以内に変更手続きをするように道路運送車両法に明記されており、他県からの転入や管轄の運輸支局が変わる場合には、ナンバープレートも変更が必要になります。
新しいナンバープレートを交付するために、現在の住所と新居の住所それぞれを管轄する運輸局または運輸支局が同じかどうかを調べましょう。
普通自動車の場合、車のナンバー変更に必要なものは住民票、委任状、申請書（ダウンロードか、提出先で記入）、車検証、車庫証明（40日以内のもの）、自動車の持ち込みです。
また、手数料として350円、ナンバープレート交付手数料が2000円程度かかりますので準備しましょう。
- 国土交通省中部運輸局岐阜運輸支局
〒501-6133 岐阜市日置江2648-1
電話番号:050-5540-2053
軽自動車ナンバー変更
軽自動車で所有者の住所と名前（戸籍に変更がある）に変更がある場合、自動車検査証（車検証）、戸籍謄本もしくは新旧の戸籍の記載がある住民票（マイナンバーの記載がないもの）を平日8時45分から11時45分、13時から16時までの間に岐阜事務所の窓口へ提出します。 管轄する地域が違う場合はナンバープレート（車両番号標）2枚と新しいナンバープレート代（1900円）が必要です。
- 軽自動車検査協会岐阜事務所
〒501-6256 羽島市福寿町千代田三丁目83番
電話番号:050-3816-1775
自動車税（種別割）納税通知書
自動車税（種別割）納税通知書の送付先は、自動車検査証（車検証）を住所変更することで納税通知書が届きますので、自動車税を期限までに納めましょう。中には住民票の住所を変更したからと自動車税まで気が付かない方もいますが、住民票の転居と自動車税は別なので気をつけましょう。
- 自動車税事務所
〒501-6192 岐阜市日置江2648-3
電話番号:058-279-3781
自賠責保険
自賠責保険は車の種類に関係なく、車の所有者全てを対象とする保険で、自賠責保険も住所変更しないと重要な情報が届かないリスクがあるので、契約している保険会社に問い合わせて手続きする必要があります。契約先が分からなければ、車を購入したお店に聞きましょう。
用意するものは自賠責保険証明書と車検証と印鑑で手続きは、普通自動車は引っ越し先の住所を管轄する陸運局に申請し、軽自動車は軽自動車検査協会に申請します。
また、結婚などで氏名が変わった場合は、変更前後の氏名がわかるように追加で戸籍謄本を提出する場合があり、取得に時間がかかることがあるので、早めに手配することをお勧めします。
まとめ
車の買い替えや引っ越しの手続きには必要な書類も多いですが、免許証と車庫証明、車検証をあらかじめしっかりと調べておき、効率よく申請を進めましょう。
また、軽自動車と普通自動車では手続き場所も変わりますので、ご注意ください。
提供・DRESSY
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