思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか?
今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。
会社からの帰宅途中に声をかけられ...
2021年の11月下旬に、会社での勤務を終えて電車に乗るまでの帰り道の出来事です。
残業もなく、勤務終了は18時前でまだ少し薄明るかったことからそこまで警戒せずに一番の近道の細い小道を歩いているときのことでした。
1人の男性(30代前半から半ば)に「すみません」と声をかけられました。
道が聞きたいのかなと思って足を止めると、私の予想通り駅の路線表を広げて
「今ってどのあたりでしょうか?この駅まで歩いていけますか?」と聞かれました。
会社の最寄り駅から、その男性が尋ねた駅までは電車でも1時間ほどかかる距離で、とても歩いて行ける距離ではなく、
「徒歩では難しいと思いますよ。近くに駅があるのでそこから行けますけど」と答えました。
すると、「実は徳島から引っ越しで来ていて、財布を落としてしまって...。住所と電話番号は紙にかけるのでその駅までの交通費だけ貸していただけませんか?」と男性は尋ねました。
500円程度のことで困っている様子だったため、私は二つ返事で了承し、財布から500円を取り出しました。
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