今日の難解漢字は
「且つ」
「追風」
「築山」
「半片」
「綽然」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
1つ目の漢字は「且つ」です!
「且つ」と書いて、なんと読むか分かりますか?
多分、書くことはあまりありません。
でも、見たことはあると思いますし、口に出したこともあると思います。
「目」の漢字によく似ていますが、「目」ではありません。「且」です!
さて、「且つ」と書いて、なんと読むでしょうか?
「且つ」読み方のヒントは?
「且つ」は、ふたつの事が並行して行われる事を指しています。
もしくは、ある事柄が進行していてそこに加わる事です。
分かりやすく言うと、
「学年一モテる彼は、頭がよく、且つ運動神経もよく、且つ性格もいい」
のような、〇〇な上に△△、更に□□。のような表現をしたい時に使います。
他にも
「子供はよく遊び、且つよく学ぶ」
それだけじゃない、これもしていると強調する時に「且つ」を入れます。
文面にする時には平仮名で書くとわかりにくいので、「且つ」と漢字で書くと思います。
読んだことはあると思いますが、書いたことはありますか?
「且つ」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇つ」です。
さて、もうわかりましたか?
「且つ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かつ」
です!
さらに強調したい時は「尚且つ」と使う時もあります。
使いこなせると知的に見えますので、是非使ってみましょう。
2つ目の漢字は「追風」です!
「追風」の読み方をご存じでしょうか?
「おいかぜ」と読んでももちろん正解ですが、実はもう1つの読み方が存在します。
もちろん「おうかぜ」や「ついかぜ」は不正解ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「追風」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 船や人が進む方向に吹いてくる風のこと
- 「船が追風に帆を上げる」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「追風」の読み方!正解は!?
正解は「おいて」です!
「おいかぜ」という読み方なら知っていても、「おいて」は初めて聞いたという方が多いのでは?
「追風(おいかぜ)」も「追風(おいて)」も、進む方向に後ろから吹いてくる風のことを言いますが、「おいて」には「船の進む方向」という意味が含まれているところが違います。
ちなみに「追風用意(おいかぜようい)」とは、人とすれ違ったあとに良い香りが残るように、衣類に香などを焚き染めることを言います。
追風に乗せて仄かな香りを漂わせるとは、とても風流な演出ですね。