2.出産育児において最もハードルが高いと思う人数
質問:子どもを生んで育てるにあたり、どこが一番ハードルが高いと思いますか?
1位「0人→1人」(37人)
「0人→1人」と答えた人の理由
「一人目は初めての子育てで全くわからないことだらけだったのでハードルが高かったです。マニュアル本やネットをかなり読みました。」
「出産、育児は経験してみないと分からないことがだらけで、初めてのことなので1人目の時が1番大変だと感じます。」
「出産も子育ても実際経験するまでは全く分からない。SNSや周囲の人に聞いていて心構え出来ていたとしても実際はまるで違う。まさに「人それぞれ」であったと思う。見通しが立たない。どうなるか分からないことへの不安と実際に起きることへの対応が難しい。子供の人数に関わらず、子供がいる、いないが一番大きな違いでそこのハードルはかなり高いと思う。」
「子どもがいるかいないかでは、ライフスタイルやマネープランががらりと変わるから。」
「子どもがいない時から出産後は生活が一変するから。今まで自分のことだけ考えていれば良かったのに、出産後は子ども中心になるから。」
「どの年齢になっても初めての経験ばかり。手探りで進むのでかかるエネルギーも大きいと思うから。」
「産むと産まないとじゃ全然違う。人生が違う。」
「子育てと仕事の両立が想像できないから」
「全くの未経験であること。妊娠したらどうなるのか、何が起こるのか、何に気を付けて、何はそこまで気にする必要がないのか、全く分からない。未知で怖い。」
「何もかもが初めてで不安が1番大きかったのと、適切な助けの求め方がわからなかったから。」
「今は子無しを選択する夫婦も多く、将来のことや自分のキャリアのことを考えた時に産まないことを選ぶ人も多いとおもいます。1人目を産めば、兄弟がいた方が良いかな?などと2人目を考えることもありますが、最初の1人目は不安が大きくハードルが高いと感じます。」
「結婚したら子供を産むという謎の一般論の圧を受けるから。初めての妊娠出産育児と不安が大きいから。」
「不妊治療経験者の多さ。妊娠も初めてなのでまず妊娠するまでに時間がかかる方がおそらく多いのかなと。きちんとした統計は知らないですが、周りで不妊治療している方、非常に多いです。逆に二人目を産みたくて不妊治療をされた方は数えるほどしかいないです。(裏を返せば一人目で不妊治療をしている人は数えきれないぐらいいます)」
「女性が男性同様がむしゃらに働くことで、例えば昼夜逆転生活や食生活が乱れ、妊娠に不向きな体質になっているため、妊娠に適した体に整えること自体に時間がかかったと不妊治療経験者の友人に聞きました。経験的にもよくわかります。」
「生む生まないのハードルはかなり高いと思う。最初に子どもを持つことが、ハードルだと感じる。」
「妊娠により築いてきたキャリアや会社での人間関係を一気に失ってしまうと考えると悲しかったし、今までの努力はなんだったんだろうと思いました。自分を納得させるのに苦労しました。結局、生んでからも自分が手放したものの方が多すぎて、常に葛藤している。」
妊娠・出産、次に育児…と未知の世界への恐怖心や、子どもが生まれることで大きく変わる環境やライフスタイルに対してハードルを感じる方が多いようです。
2位「2人→3人」(35人)
「2人→3人」と答えた人の理由
「2人までならまだ自分1人だけでも面倒をみれると思うが、3人だと負担がグッと上がってしまい躊躇しそうだから。」
「子どもが増えれば増えるほどお金がかかります。二人目までは欲しいから妊活するつもりですが、3人となると大変かなと。自分は三人姉妹です。」
「今2人子供がいて3人いたら楽しいと思うが、体力的にも金銭的にもどうにもできないことが多いから」
「飲食店や車、ホテルなど親2人子供2人という基本的に4人がベースになっていることが多く、子供3人だとチャイルドシート3台が乗る大きい車にしたりホテルなどでは5人以上が宿泊できる部屋を探さなければいけないので経済的な負担が大きくなってしまうから。」
「実際2人もきついですが、子供の成長に応じて(小学校中学年~中学生くらいで)フルタイムや仕事を変えれば金銭的に苦労はかけないかなと思う所があります。子供3人は未知の世界すぎて恐怖です。自分の経験から必ず大学進学をさせたいので3人大学と考えると体力も余力もお金もないなと思います。」
「両手が塞がって子ども全員と手が繋げない、というように手いっぱいになり収拾がつかなくなる可能性が高いから」
「所得制限があると高校行かせるのも大変。学費を考えると産み控えてしまう。全員大学まで進学させるときの教育費が3人目からは、普通の家庭では難しくなりそう。」
「3人目を育てる体力がないのと、全員を大学まで進学させる経済的余裕がないから。」
「3人のタイムスケジュールを管理するのは大変だし、全員のお話をゆっくりきいてあげれないから。」
「親の手も足りなくなります。1度に大人ふたりで3人見るのはしんどいです。自分自身の体も応えてきます。」
「2人目までは兄弟がいた方がという理由で考えるけど3人目からは養育費学費が負担に感じてくる」
「子育てと仕事に追われなかなか出産までたどり着かない。ほしくても誕生まで行かない」
「大学の学費が高く、住居が狭い日本では、学費と子ども部屋の確保が大変だから。子供は平等に育てたい」
「2人でもキツいのに、3人生むと自分の人生が母親業で本当に終わってしまう。私も子育てや仕事以外にやりたいことがあっても、夫がほぼ頼れないワンオペ環境(日本に多い)の母親は自分の人生を楽しむことが許されない。手が空いてきた頃にはもうおばさん。体力も低下して手遅れなのが辛い。」
「人数が増えてくると負担に感じることが増えたり、自分の時間が減ってしまうと感じるからです」
「3人目になると子育てから抜けたいと思うようになる。」
「子どもは可愛いから3人でも4人でも欲しい。でもそのためにまた体が思うように動けなかったり子どものお世話で家に引きこもったりが何年も続くのかと思うと怖くて生めなかった。」
経済的な理由で3人目は躊躇するという理由が最も多く、人の手が物理的に足りない、子育てを満足にできないなどのプレッシャーから生み控える方も多いようです。また、体力面や自分の時間がなくなる等、自分自身への不安も理由にあげられていました。総じて、あらゆる方面で中途半端になってしまうことを危惧している方が多いようです。一方で、そこが解消されれば3人生んでもいいというコメントも一定数ありました。
3位「1人→2人」(23人)
「1人→2人」と答えた人の理由
「1人目の育児をしていくにあたり、この状況にもう1人居るなんて…と考えるから」
「上の子の世話をしながらの妊娠出産は無理だと感じたから」
「実際に子供を育てることの大変さが分かっている分、次の1人を産むことに戸惑うため。私自身1人産んで子育て中ですが、2人目に対してかなり億劫になっています。」
「一度子育てを経験すると、色々な状況と感情を経験するので、子育てと自分自身の状況(感情面・生活状況)を考えてしまうから次へのステップへ踏み出せなくなる。」
「妊娠中に上の子の面倒を見たり、出産入院中も上の子のお世話を何日も誰かにお願いしないといけないので」
「1人を育ててる時に、2人目は悩みます。子供は欲しいけども、金銭的な問題や体力問題などがあるからです。」
「私は、なかなか子どもが出来なかったので、治療に通う事で子どもを生む事が出来ましたが、同じ治療を小さい子どもを育てながらするのは、なかなか大変だと思いました。それで、1人で諦めました。今思うと頑張ればよかったかなとも思います。」
「1人目がある程度成長して、一緒に楽しく遊んだり出来るようになって毎日が充実している時に、もう一度妊婦〜新生児の体力的に大変なところを再度経験しようかと思えない。年齢も上がり、体力にも自信がなくなる。」
「1人目は初めての妊娠出産育児ですが、子ども1人に集中できます。2人目を妊娠出産となると2人の子どもの育児となり経験したことのないことが一気に押し寄せてきます。1人目の育児は何をするにも常に初めての経験ばかりで余裕がない状態の中、2人の育児はパニックになります。」
「子供を育てるのにお金がかかるし、すでに一人いることで諦めがつきやすいからです。」
「3人目以降は補助が充実しているが、2人だと補助が足りず金銭的なハードルを感じそうだから。」
「一人目を産んで今後の教育費を目の当たりにし、今の日本の状況では二人目に十分な教育費を当てられないと考えるため。」
「育休復帰後すぐには2人目妊娠はしづらいから。だんだんとタイミングを逃して2人目を諦めてしまいそう。」
「1人目で夫婦の時間がとれなくなり、押し付け合いやお互い仕事が譲れなかったりと夫婦関係が悪化したため。離婚は考えられないので必然的に2人目でこれ以上状況が悪くなるのを危惧した。」
「子供を1人で現実を知ってしまうから。経済面、保育園の入所や、子育てにおける夫婦関係など」
「子供が産まれるまではわからなかったパートナーの家事や子育てに対する向き合い方を知って、さらなる負担増が予想できるため2人目を躊躇する。」
「1人目を産む年齢が高いと、出産や子育てによる体へのダメージが大きく、自然とあきらめる。」
「昔のように男を産むまでは、といったプレッシャーがないので1人でもいいという家庭も多くなったと思う(地域によっては残っているかもしれませんが)。」
1人子育てを経験することで、手間、時間、金銭面、体力などあらゆる課題がわかり、自分が2人以上の子育てができるか判断基準になることがわかりました。共働き家庭が増え、仕事と家庭の両立、キャリアへの影響から2人目の壁を感じる方も。また、夫婦関係や夫の協力体制を理由に2人目を諦める意見も割と多く見られました。第一子出産時の年齢や世襲制による男児出産の価値観が影響しているという意見もありました。
4位「3人→4人」(5人)
「3人→4人」と答えた人の理由
「3人兄弟は多いが、4人兄弟となるとあまり少ないと感じることから、3人で満足な家庭が多いと思う。」
「3人のお子さんがいる家庭はけっこういますが、4人目はなかなかいません。経済的に余裕がなくなるのでハードルが高いと思います。」
「4人目は年齢的にも体力的にも金銭的にも人手的にも家の環境的にも大変だと思う」
「4人目はかなりハードルが高いと思います。子供同士の年の差ができてしまう、上の子が高校生であると受験などで忙しくなるなど理由があります。」
「3人目まではお下がりを使えることもおおいが、4人目になると古くて使えず新たに買わないと行けない物が多いと思うから。」
意外と多い3人きょうだいですが、同居していたり実家が近い家庭に多くみられます。それでも4人目は選択肢としても少数派かもしれません。
まとめ
今回は、出産と子育て経験のある既婚女性100名に、
子どもを生んで育てるにあたり、何人から何人が
- 一番壁を突破しやすいと思うか
- 一番ハードルが高いと思うか
について調査しました。
各ステップにおいて、それぞれ特筆すべき理由が見られました。
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