日本長者番付TOP50の億万長者を多く輩出した都道府県TOP3
次に、フォーブスの日本長者番付TOP50にランクインした、資産家の出身都道府県TOP3を見てみましょう。
3位:埼玉県3人
埼玉県出身の億万長者は、ワークマンで知られるベイシアグループの土屋嘉雄氏およびその一家(1企業1名で計算しています)、しまむら創業者の島村恒俊氏、丸和運輸機関の和佐見勝氏の3名です。
2位:群馬県 4人
SANKYOの毒島秀行氏とセガサミーホールディングスの里見治氏は、いずれもパチンコ・パチスロなどエンターテインメントを手掛ける企業です。また、ビックカメラの新井隆司氏と、オープンハウスの荒井正昭氏も群馬県出身です。
1位:東京都・兵庫県 5人
1位は東京都と兵庫県。共に5人の億万長者を輩出してランクイン。
兵庫県では、キーエンスの滝崎武光氏とサントリーホールディングスの佐治信忠氏のお二人が、資産額1兆円を超えています。楽天の三木谷浩史氏も兵庫県出身です。アコムの木下盛好一家(1企業1名)、大栄環境の金子文雄氏もまた兵庫県です。
東京都はどうでしょうか?
残念ながら、資産額1兆円を超える方はいませんでしたが、こちらもそうそうたる顔ぶれでした。光通信の重田康光氏、大塚商会の大塚裕司氏、コーセーの小林一俊・孝雄・正典氏ら(1企業1名)。そして森トラストの森章氏。オービックビジネスコンサルタントの和田成史です。
資産1兆円以上の富豪:2023年は5人
『ForbesJAPAN』の日本長者番付にランクインしたお金持ちの中でも、資産1兆円を超える大富豪はたった5人です。
1位はファーストリテイリングの柳井正氏の4兆9,700億円、キーエンスの滝崎武光氏の3兆1,700億円、ソフトバンクの孫正義氏の2兆9,400億円。そして、サントリーホールディングスの佐治信忠氏、ユニ・チャームの高原豪久氏と続きます。
やはりお金を稼ぐならビジネスチャンスの多い都市圏が有利
お金持ちが多い都道府県ランキングをご紹介しました。予想通りの結論かもしれませんが、やはりお金を稼ぐならビジネスチャンスの多い都市圏が有利なことが見える結果です。
その一方で、地方でもしっかりと稼ぎ、億万長者となっている人は確実に存在します。さらにこれからはオンラインを介して稼ぐこともより活発化していくことでしょう。
どのようにして稼ぎ、資産を形成していくかは、アイデアと行動力次第なのかもしれませんね。
文・藤森みすず
【こちらの記事も読まれています】
>富裕層は絶対にやらないNG習慣4選
>【教えて!お金のプロ】産休はいつから取れる?給料は100%もらえる?
>年金未納を続けた人の悲惨な末路 当てはまる人は要注意
>お金持ちが多い都道府県ランキング!3位東京都、2位三重県、1位は?
>「ユニクロ」予算3000円でコスパ最強の服を選んでみた