――お笑い大好きプロデューサー・高橋雄作(TP)が見た、芸人たちの“実像”をつづる。今回は、恒例となった『爆笑問題カーボーイ』の「“サラ川風”オリジナル川柳」によせて。

 5月25日、「2022年サラっと一句!わたしの川柳コンクール」のベスト10が発表された。今の流行や世相をユーモアを交えて詠み上げる川柳が多数集まることで人気の「サラ川」、昨年までは「サラリーマン川柳」として親しまれてきたため、その名称のほうがピンとくる人も多いのではないだろうか。今年から正式名称が変更となり「サラリーマン」というワードが撤廃された。「老若男女問わず、幅広い方々にご案内でき、より長くご愛顧いただける名称を目指した」というのが変更理由だそうだが、この名称変更こそ「今の世相」を最も表してるなと思った。

 ちなみに、今年のベスト3は以下の通り。