◆「紙」自体が必要なのか、情報だけが必要なのか

 そして、ここで大事なポイントがあります。

「使う目的がある紙」というのは、「その紙自体が必要になる紙」だということ。

 どういうことかと言うと、例えば、取扱説明書って、きちんと保管されている方が多いですが、同じものをネットやアプリで見られるなら、紙の取扱説明書は必ずしも必要ないですよね。たしかに、取扱説明書は使う目的がある紙です。でも、その情報をネット上などでデータとして見ることができるなら、紙自体は不要ということ。

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紙の収納を考える前に、「何を捨てて何を残すか」を考えるのが石阪式「紙片づけ」。 ※写真はイメージです
 このように、「紙自体」が必要なものと、その紙に書かれている「情報」に価値があるものがあることを覚えておいてください。