12位は先週に続き高橋海人×森本慎太郎の日テレ日曜ドラマ『だが、情熱はある』で、先週も前週比32ポイントアップと上昇していたが、今週も前週比25ポイントアップと勢いがある。TVer総合ランキングの推移を見てみると、先週に比べ、トップ3滞在期間がわずかに伸びている。4日放送の第9話でいよいよオードリーが『M-1』に挑み、あのズレ漫才を完全再現してみせたことや、オードリーの解散危機を救った恩人、「リーダー」こと渡辺正行が本人役で登場するなど、間違いなくストーリーが盛り上がってきている影響だろう。視聴率もわずかだが上昇傾向にある。ドラマは全12話で25日が最終回となることが発表されており、ここからどこまで上昇していくのか注目だ。

 13位以下では、1週休み(5月26日は放送休止)となった福士蒼汰のテレ東ドラマ8『弁護士ソドム』が15位に戻ってきたのもトピックだが、清野菜名×岸井ゆきの×生見愛瑠(めるる)のテレ朝日曜ドラマ(ABC制作)『日曜の夜ぐらいは…』の伸び悩みが気になるところ。先週、『だが情』の勢いに押されて前週12位から13位にダウンしたばかりだが、今週は前週比9ポイント減少で14位へ。TVer総合ランキングの推移を見ると、トップ30圏外の期間が増えており、先週まではトップ30滞在期間は5日以上あったものの、今週は4日に留まっている。『弁護士ソドム』との差はまだ大きいため15位に転落することはなさそうだが、今後の推移次第では可能性はゼロとは言えないだろう。今期から始まった新枠だけに、健闘を期待したい。

〈前回のランキングはこちら〉