外出自粛による影響で2020年上半期は「巣ごもりアウトドア」に注目が集まりました。近年は、ベランダでアウトドア気分を味わう「ベランピング」も人気を集めており「おうちキャンプ需要」が高まっています。おうちキャンプを楽しむには、どんな方法があるのでしょうか?

「2020年上半期 ヒット番付」に“巣ごもりアウトドア”が選出

2020年6月16日に楽天株式会社は2020年上半期の消費トレンドを象徴する「2020年上半期 ヒット番付」を発表しました。
同社が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」を調査した結果、家の中でアウトドア気分を味わう「巣ごもりアウトドア」が東の大関としてランクイン。この結果から、自宅で行うアウトドアに注目が集まっていることがわかります。

自宅アウトドアで気をつけなければならないこと

自宅でアウトドア気分を味わう「おうちキャンプ」と言えば、多くの人はバーベキューを思い浮かべるのではないでしょうか。

SNSで検索してみると「ステイホーム中に自宅でバーベキューを楽しんだ」という投稿がいくつもヒットします。ただし自宅でバーベキューを行うには、気をつけなければならないことがあります。

その代表的なものが「騒音」と「煙」です。

  • 騒音
    まず気をつけたいのが騒音です。いくら気をつけていても、盛りあがってくるとどうしても声が大きくなりがち。あまり夜遅くならないように「○時になったら終了」など、事前にルールを決めて近所に迷惑をかけないよう徹底しましょう。


  • 見落とされがちなのがバーベキューの際に出てしまう煙です。煙対策としては便利なグッズがいろいろと発売されています。無煙ロースターや蓋付きグリルなどを使用すればかなり煙が軽減されるでしょう。

またオガ炭(オガクズから製造した炭のこと)など、煙やにおいの出にくい炭を選ぶのも選択肢の一つです。もちろんご近所さんへの事前のあいさつも忘れずに!

事前に「バーベキューを〇~〇時ごろまで行う」と連絡しておけば、ご近所さんも「煙のにおいがつかないように洗濯物は早めに取り込もう」などあらかじめ対策がとれます。

今注目を集めているベランピング

ただ実家暮らしでもない限り、20代でバーベキューができるような庭を持っている人は少ないことでしょう。そこで近年注目されているのがベランダです。

このベランダを活用して行う「ベランピング」(ベランダ+グランピング)は、デイキャンプの予行練習としても活用することができ、ウィズコロナの現状においては「自宅で楽しめるレジャー」としても注目されています。

ベランピングって何をするの?

では、ベランピングとは具体的にどんなことを行うのでしょうか?

ベランダにテントをはったり、ハンモックを設置したり、シュラフ(寝袋)で寝たり……そんな非日常を自宅で楽しむのがベランピングになります。

またそれだけではありません。ベランピングは「キッチンや電源が使える」ことが大きなメリットとしてあります。実際のキャンプで作るのは難しいような凝った料理が自宅のキッチンで作れ、テントやハンモックで食べアウトドア気分を満喫する……そうしたこともベランピングの楽しみ方の一つです。

テレワーク中の気分転換に、ベランダに置いたチェアに座って陽の光を浴びながらパソコンを広げてみるなんてこともできますよ!

キャンプ飯は普段の食事としても優秀!スキレットで作れるレシピ3選

広いベランダを持たない住居環境の人では、アウトドア料理でキャンプ気分を味わいましょう!そこでここでは、キャンプでの定番アイテム・スキレットを使用して簡単に作ることができるキャンプ飯を3つ紹介します。

  1. カマンベールみそアヒージョ
    1. スキレット×コンビーフ缶のユッケ風
    2. マシュマロたっぷりのデザート「スモア」