映画『違国日記』新垣結衣は可愛らしいイメージ? 違和感を訴える声も

 そんな中、ネット上の原作ファンからは「ガッキーは好きだけど、イメージと違ってショック。大好きな漫画なのに」「違和感しかない」との指摘も。

「確かに槙生のビジュアルはどちらかというとクールで、凛とした雰囲気が感じられますから、新垣の可愛らしいイメージとはギャップがあるかもしれません。ちなみに、ヤマシタ氏が2019年のイベント『ヤマシタトモコ ティーパーティー』(東京・パセラリゾーツ銀座店)で“実写化をするとしたら?”という質問に対し、『槙生は吉田羊さんがいいです』と答えていたことも、ファンの間では有名な話です」(同)

 吉田は現在49歳で、ちょうど今月35歳の誕生日を迎える新垣のほうが、年齢的には槙生役と合うわけだが、多くのファンには“槙生=吉田羊”のイメージが定着していた模様。そのため、「やっぱり吉田羊さんでお願いしたい」「吉田さんくらいクールめな女優さんのほうがハマりそうではあるよね」などと言われている。

「とはいえ、『演技がうまくハマれば新境地かもね』と期待する声も少なくありません。16年に主演した連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が大ヒットして以降、18年に松田龍平とダブル主演した連ドラ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)や、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』出演などを経て、今秋は稲垣吾郎との共演映画『正欲』の公開も控えており、彼女のファンにとってはまた楽しみが増えたことになります」(同)

 人気俳優ながらマイペースに仕事を続けてきた印象の新垣。15年公開の『くちびるに歌を』以来となる単独主演映画『違国日記』で、どんな演技を見せてくれるのか期待したい。