『ラストマン』は世帯視聴率では今期民放ドラマで唯一2ケタ推移と圧倒的トップで、“キムフク戦争”の勝敗でいえば、視聴率では『ラストマン』の圧勝だが、TVerでは『教場0』のほうが強い。とはいえ『ラストマン』はTVerでもまずまずの強さを見せており、伸び率では『教場0』超え、純粋な登録者数でも波瑠×高杉真宙のフジテレビ系水10ドラマ『わたしのお嫁くん』を上回って登録者数4位に。オリコンによる「ドラマ満足度ランキング」でも『ラストマン』は『教場0』に大差をつけているが、両作とも“本題”の謎がどう解決されるかに左右されるところも大きく、最終回まで目が離せないところだ。
なお、ランク外となった民放ゴールデン・プライム帯の連ドラについて言及すると、『それってパクリじゃないですか?』は17位(47.3万)、『日曜の夜ぐらいは…』は19位(43万)、『ケイジとケンジ、ときどきハンジ。』は20位(42.9万)、『弁護士ソドム』は22位(34万)、『特捜9 season6』は23位(32.8万)だった。
5月31日にひと足早く最終回を迎えた『特捜9』は、33万強をピークに現在は減少傾向にあるが、いずれにせよテレビ朝日は『日曜の夜ぐらいは…』『ケイジとケンジ、ときどきハンジ。』『特捜9』と、『unknown』以外は配信ではまったく振るわない状況が改めて浮き彫りになった。