偏頭痛を解消できる瞑想方法
それでは、具体的に偏頭痛を予防する瞑想方法について解説をしていきます。
瞑想を行う環境
瞑想を行うには快適な環境であることが望ましいです。
理想としては、ずっと座っていても快適な温度と湿度、そして誰にもジャマされない静かなところ。
周りの音がうるさいのであれば、音楽を聞きながら行うと気にならなくなりますよ。
また、はじめのうちはラベンダーやカモマイルなどのアロマも活用するといいでしょう。
心地よい香りで、よりリラックスできます。
瞑想の姿勢
どんな瞑想でも、意識したいのが背すじを伸ばすこと。
猫背だと肺活量が低下して、十分に酸素が脳に運ばれません。
背すじさえ伸びていれば座り方はなんでも大丈夫ですが、初めて瞑想をするという人は安座でやるのが比較的とっつきやすいでしょう。
- 安座のやり方
- 両足を前に伸ばして座る。
- 右足を曲げて、かかとを左足の付け根に当てる。
- 左足を曲げて、かかとが右足の足首にあてる。
- 背すじを伸ばして、両手をラクな位置に置く。
- ポイント
- なかなかうまくできないという人は、クッションを利用すると安定しやすいです。
肩の力は抜いて、少し後ろに下げると胸が開けて呼吸がしやすくなります。
もちろん、イスを使っても大丈夫なので、姿勢を維持しやすい座り方で瞑想しましょう。
- 瞑想のやり方
- 今ある息を吐ききり、オナカをへこませる。
- 4秒程度かけて鼻から息を吸い、オナカをふくらませる。
- 6秒程度かけてゆっくりと滑らかに鼻から息を吐いてオナカをへこませる。
- ポイント
- 秒数にこだわる必要はありません。普段から慣れていない腹式呼吸にもかかわらず、呼吸を意識しすぎると上手くできずに脳への酸素が不足して頭痛を悪化させません。
単純にできるだけ長く息を吐いたり、吸ったりすることを意識して行いましょう。
- この一連の流れをくりかえす。
なお、初めての人は瞑想をムリに長時間の行うと逆にストレスを感じて、頭痛を引き起こしかねないのでやめましょう。
はじめのうちは長くても10分ぐらいを目安にするのが最適です。
瞑想で頭痛を行うときの注意点
注意点①:食後は避ける
食後に瞑想をするのは避けましょう。
食べ物が消化されないうちは瞑想しづらいですし、何よりも消化の妨げになってしまう可能性があります。
瞑想をおこなうのであれば、食事をしてからできれば2時間後、少なくとも1時間はたってからやるようにしてください。
注意点②:リラックスを意識しすぎないように
瞑想する際に、わいてくる雑念をなくしてリラックスしようとするのはNG。
リラックスすることを意識しすぎるとかえって、緊張してしまい頭痛を悪化させかねません。
どうしても気になるという人は、ただ鼻の中を通る空気を感じていると集中しやすくなります。
なお、普段から偏頭痛に苦しんでいる人が瞑想を行うと、終わったあとに頭痛が起こる場合があります。
瞑想を行うことで、リラックスして筋肉の緊張がほぐれた結果、急激な血流の改善から起こっているためです。
毎日のように瞑想を続けていくことで、頭痛が収まってくるので根気よく継続しましょう。
瞑想で頭痛とさよなら
継続的に瞑想をおこなうことで、頭痛を解消することができます。
薬に頼るのと比べてすぐに効果はでませんが、瞑想を続けることで人間が本来が持つ快適さを取り戻すことができます。
毎日はムリという方でも、できる限りでかまいません。
曜日を決めて毎週継続的に少しずつ行うようにしましょう。
提供・yoganess
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