フランス旅行で役立つ会話特集。誰でも簡単にネイティブらしいフランス語が話せるようになる方法をご紹介♡難しいと言われているフランス語の発音ですが、少しのコツで見違えるように通じます。ガイドブックにもなかなか載っていない実践に役立つ情報をお伝えします!最後にはフランスの方言にも着目。

みなさまこんにちは!フランスご当地ライターの美帆です。

本日は、旅行で使う会話を簡単にネイティブらしく発音する方法 & フランスにもある方言についてご紹介します♡

ご紹介する会話は、旅行で必ず使うフレーズ。普段フランス語に触れることがない人でも、簡単に通じやすくなる話し方をまとめました。ガイドブックには載っていないような発音豆知識ですが、実際に現地で役立つ、実験済みの話し方なので、ぜひ旅行中に活用してみてください♪

あいさつと発音

『DRESSY』より引用
(画像=AC,『DRESSY』より引用)

フランスへ旅行に行ったら、ぜひ簡単な会話はフランス語でコミュニケーションを♡ホテルに泊まるとき、お店に入るとき、レストランで食事するとき、お買い物するとき、簡単なあいさつをフランス語でするだけで距離がグッと縮まるのを実感できます。フランスはもともと日本よりも人との距離が近いため、買い物などでも知らない人同士で挨拶する文化です。そんなフランスで必要頻度が高い会話から順番にピックアップ、ネイティブのフランス語に近づく方法をご紹介します!

特に日本人が苦戦すると言われているのが「r」がつく言葉の発音。でも心配しなくて大丈夫。一生懸命練習しなくても、すぐにネイティブ風に聞こえる方法があります♡

Bonjour!「こんにちは!」

『DRESSY』より引用
(画像=AC,『DRESSY』より引用)

お店に入るときや買い物をするときに必ず使う言葉。フランスでは、お客さんも店員さんにあいさつするのがマナーなので、旅行でお店に入ったときは恥ずかしがらずに言ってみてください!このときに通じやすくするポイントがあります♡

ガイドブックには通常

△ Bonjour! → ボンジュール!

と表記されていますが、これでは正直フランス語っぽく聞こえません。簡単に、ネイティブのフランス語に近づけるならば

◎ Bonjour! → ボンジュー!

最後の「ル」を発音せずに、「ボンジュー!」にしてみてください♡この方が断然現地のフランス語のように聞こえて、こなれたあいさつになります。そもそも「Bonjour」の最後についている「r」の発音は日本人が発音する「らりるれろ」とは全く異なり、喉を使うような練習が必要な発音。

旅行のためだけに練習するのも大変なので、ここでは簡単にできる方法でネイティブのフランス語っぽく。お店に入るときや誰かにあいさつするときは「Bonjour! → ボンジュー!」と言ってみてください。空気が明るくなります♡

Merci!「ありがとう!」

『DRESSY』より引用
(画像=AC,『DRESSY』より引用)

お礼のあいさつもフランスではすごく使用頻度の高い言葉。買い物やレストランでの食事を楽しんだ後やお店を出るときには必ず「ありがとう」を言うのがフランス。これはお店で何も買わなかった場合でも言います。お店を出るときに「ありがとう」を言わないフランス人を見たことがないくらいみなさんナチュラルにお礼の言葉を言います。 小さなお店を出るときは出入り口で、大きな百貨店やスーパーのときは店員さんにお会計をしてもらったあともしくはコーナーを移るときにぜひ声を出してみてください!ここでも通じやすくするポイントがあります。

△ Merci! → メルシー!

フランス語のありがとうと言えば、日本ではよく「メルシー」とカタカナ表記されていますが、こちらもネイティブとは異なる言い方。これを本場のフランス語に近づけるなら…

◎ Merci! → メッシー!

「Bonjour:こんにちは」同様、「Merci」に入っている「r」を省略してください。でも「メシー」ではなく「メッシー」で。こちらの方が現地のフランス語に聞こえますので、ぜひ試してみてください♡

S’il vous plaît!「お願いします!」

『DRESSY』より引用
(画像=AC,『DRESSY』より引用)

どこでも聞くフレーズで、知っているとすごく便利!ひとつの文章ですが、単語のようにかたまりで使うことをおすすめします♡何かを購入するときや頼みたいとき、「お願いします」の言葉をつけるだけで丁寧な表現になりますので、旅行で使ってみてください。ガイドブックなどではよく下記のように表記されています。

△ S’il vous plaît! → シル ブ プレ!

ですが、カタカナで「シル ブ プレ」と言うと、ひとつのかたまりに聞こえずフランス語らしく聞こえません。これにも簡単にネイティブのフランス語に近づける方法があります♡

◎ S’il vous plaît! → スィルヴプレ!  もしくは、 “シンブンくれ!“ を早口で。

可能ならば「スィルヴプレ」とひとつの単語のように言えると綺麗でいいのですが、普段使い慣れていない言語だとなかなか難しい・・・そんなときにおすすめしたいのが「S’il vous plaît」を「シンブンくれ」と早口で言う方法です!驚くくらい通じます。何かをお願いするときにぜひ試してみてください♡ちなみにわたしの周りでこれを試した日本人は今まで成功しています。 これはあくまで旅行で簡単にフランス語らしく発音するひとつの方法なので、「シンブンくれ」と言う場合でも、心と言葉にはお願いする気持ちを込めていただければと思います♡

Au revoir!「さようなら!」

『DRESSY』より引用
(画像=AC,『DRESSY』より引用)

フランス語の「さようなら!」は、お店を出るときに使われます。通常店員さんは「さようなら」と言葉をかけてくれてお客さん側も「さようなら」を店員さんに伝えるのがフランス流です。発音はガイドブックなどでは少し難しく表記されていることが多いですが、もっと簡単にフランス語らしく発音することができます♡

△ Au revoir! → オルヴォワル!

こちらがよくガイドブックに載っている発音方法。この読み方は、今回ご紹介する中では一番実際とかけ離れている気がします。フランス語らしい発音は下記のようになります♡

◎ Au revoir! → オーバー!

「オーバー」もしくは「オーヴァー」で一気にこなれた話し方になります。こちらでも先ほど説明したように「Au revoir」に含まれている「r」を読まないようにします。それだけで通じやすくなります!旅行では必ず使う言葉ですので、簡単で軽やかな「Au revoir! オーバー!」使ってみてください♡