これはMANATOのみではなく全員に言える話でもあるのだが、こちら聴けばお分かりの通り、このアレンジは一切リズムトラックが鳴らない仕様となっており、演者はそれぞれ歌いながら自分の身体でリズムを取らねばならず、また上に乗るストリングスが原曲にないカウンターメロディを頻繁に鳴らす為、ボーカルがそちらへ引っ張られやすくなってしまう。
要するに歌いやすい/づらいな話で言えば、こちらはとっても歌いづらい類のアレンジでもあるのだ。勿論ヘッドホンの中でガイド的な音は鳴っているものと推察されるが、それにしたって原曲ですらかなり複雑だったにも関わらず更に難解となったこのアレンジでまたしても抜群の安定感を見せる、だと……?
彦麻呂的に言えば
“テクニックの百花繚乱や~”
である。ううむ、渋味。つうかMANATOって何かこう職人気質的な所ありません?そこんとこどうすかねベスティの皆々様方。
そして2サビでは爽やかな歌唱を聴かせたSOTAがラスサビ前で対極に位置するRYOKIの”雲が消え去って”に呼応してめちゃ”太陽が笑って”のテンションが上がる所とかは正に一発録りならではの臨場感が味わえる、ここは超個人的なハイライト。そしてその後を丁寧な歌唱でしっかりサビへと繋げるMANATOはやっぱ職人な気がするけどそこんとこどうすかねベス(ry
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