「猿之助は先月18日、『女性セブン』(小学館)に役者や弟子、スタッフに対する“ハラスメント疑惑”が報じられました。その同日、都内の自宅で両親とともに倒れているところをマネジャーに発見され、緊急搬送。両親は死亡が確認され、一方の猿之助は比較的すぐに回復し、数日後には捜査関係者に『(家族で)死んで生まれ変わろうと話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ』などと話していることなども伝えられたんです」(芸能ライター)

 その後、一部報道で、猿之助には両親への自殺ほう助の疑いがあるとして逮捕される見込み……といった報道が出るように。6月1日には、『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』の配給元である東宝が、公開の延期を発表した。

「しかし、実際に逮捕となると、公開延期では済まず、中止を余儀なくされそうです。本来なら公開まであと2週間ほどということで、撮影はもちろん編集も終わっている状況だけに、東宝内は現在、大混乱に陥っていることでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 なお、同映画は300館の大規模上映が予定されており、公開中止となれば負債は億単位に及ぶという。

「当然、猿之助への損害賠償請求もあり得ますが、個人で支払える額を超えていることから、所属事務所が負担するのではとも言われています」(同)