複利効果とは?単利と比較して圧倒的におトクな理由
ひとつ前の項目で「複利」という言葉を使いました。銀行預金の利率でも目にする金利には、「単利」と「複利」の2種類があります。
単利は預けた元本のみに利息がつくことで、複利は利息が元本に組み入れられ、「元本+利息」にさらに利息がつくことを意味します。複利のほうが雪だるま式に資産が増えていき、時が経つほど単利と複利の差は大きくなります。
では、単利と複利でどれくらい差がつくのでしょうか?先ほどの例で紹介しましょう。
100万円を利率10%で運用した場合、5年後・10年後の資産残高は以下の通りです。
単利:5年後は150万円 10年後は200万円
複利:5年後は約161万円 10年後は約260万円
(所得税・住民税非考慮)
時間が経つごとに差が開いていきます。お金を投資商品に変え、時間を味方につければ、さらにお金を増やすことも可能です。
生涯所得を最大化する視点を持とう
人間が一生で手にすることができるトータルの資産を、生涯所得といいます。生涯所得は、お金をどのように振り分けるかによって、大きく違ってきます。
お金を使うのか、将来に向けて投資するのか、安全圏で貯蓄するのか。日々の判断が常に生涯所得に影響を与えていることを理解し、後悔のない人生を選択していきたいですね。
提供・UpU
【こちらの記事もおすすめ】
>1万円から始められる投資って?
>リスク許容度がわかる10のチェックリスト
>「おつり投資」「ポイント投資」って?
>楽ちん「投信つみたて」とは?
>投資のはじめの第一歩