ドリンクの種類別!原価はどのくらい?

(写真=PIXTA)

某ファミレスの店長の話によると、ドリンク一杯の原価は平均で20円前後だそうです。例えば、炭酸系飲料は炭酸水で濃縮シロップを割るため、原価は15円と安くなっています。

一方蒸留水で原液を割るウーロン茶は、原価17円と意外にも炭酸系飲料よりも高くなっているんだとか。また、最も原価が高いドリンクは果汁100%のジュース類だそうで、炭酸系飲料の倍の30円程度になっているそうです。

その他コーヒーの原価は15円、ミルクや砂糖入りの場合25円程度だそうですよ。

ドリンクバーの原価率!何杯飲めば元を取れる?

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先ほど紹介したドリンク別の単価を踏まえ、ドリンクバーの原価率の一例を計算してみましょう。原価率は、「売上の原価÷売上高×100」で求めることができます。例えば、300円のドリンクバーを注文した客が炭酸系飲料を5杯飲んだとき、原価率は(15×5)÷300×100=25%になります。

300円のドリンクバーで元を取ろうと考えるなら、炭酸系飲料では20杯程度、果汁100%のジュース類でも最低10杯程度は飲む必要があり、元を取るのはかなり難しいことが分かりました。