また、番組では英国のヘンリー王子とメーガン妃に離婚危機報道が噴出しているという話題も扱ったが、みちょぱは「こんなにうまいこと不仲説が出るのって、私たち踊らされているんじゃないかなって。そういう作戦なんじゃないかって。そうやって出しといて、裏ではめちゃくちゃ仲いいとか」と冷静にコメント。こちらも「話題づくりでは」とみんなうっすら思っていたことを見事に指摘しており、宮根は「このコーナー終わるぞ、俺たちが踊らされてるんやったら」と動揺し、この話題を伝えたデーブ・スペクターも「一番言ってほしくないこと」と苦笑した。

 みちょぱは『スッキリ』(現在は終了)やTBS系『サンデー・ジャポン』でコメンテーターを務めたことはあるが、どちらもバラエティ寄りなので違和感がなかった。『ミヤネ屋』は直球のワイドショーで深刻な問題を取り扱うため、みちょぱが適応できるかは未知数だったが、初回から想定外の適性の高さを見せつけたといえそうだ。

 「視聴者と同じ目線でハッキリ言ってくれる」というイメージが強まれば、辛口コメンテーターとしての地位を確立することもできそうな気配。そうなると炎上のリスクも抱えることになるが、芸能界での立ち回りを見ても分かるように彼女はバランス感覚が抜群のため、今回のように「過激な言葉を使っても批判がほぼ起きない」という唯一無二の存在になれるかもしれない。かつては“辛口ご意見番”の存在をワイドショーがありがたがる時代があったが、みちょぱは今後そのような存在になっていくかもしれない。