5.つやま自然のふしぎ館

津山城跡正面入口のすぐそばにある「つやま自然のふしぎ館」。館内では、動物の実物はく製を中心に、化石、鉱石類、貝類、昆虫類、人体標本類など、約22,000点が常時展示されています。

なかでも、創設者の遺言に基づいた本人の主要臓器の標本や、ホッキョクグマなど希少動物800点もの剥製展示は圧巻です。

また、かつての高等学校木造校舎を改築した建物が利用されており、随所に歴史が感じられる館内は、レトロ建築が好きなカップルにもおすすめ。

6.妖精の森ガラス美術館

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世界初のウランガラスを専門に展示している美術館。ウランガラスとは微量のウランを着色剤として使用しているガラスのことで、19世紀のボヘミアガラスの名品から現代に至る世界のウランガラス作品まで、常時100点以上を展示しています。

また美術館の名称になっている「妖精の森ガラス」とは国内で唯一生産されているウランガラスのことで、着色には岡山県の人形峠でとれるウランを使用しています。館内にあるアートショップでは、そんな妖精の森ガラスで作られたアクセサリーやグラスなどを販売。ここでしか手に入れることのできないアイテムの数々は、お土産として人気です。

7.笠岡市立カブトガニ博物館・恐竜公園

2億年前からその姿を変えておらず「生きた化石」と呼ばれるカブトガニをテーマにした博物館。カブトガニの飼育はもちろん、国指定天然記念物の「カブトガニ繁殖地」の保護やカブトガニの研究なども手掛けている施設です。

館内では、幼生から成体までの生きたカブトガニを見学できるほか、シアターでは映像を通してカブトガニについて楽しく学ぶことができます。

8.ベンガラ館

赤色の顔料「ベンガラ」を、1707年に国内で初めて開発した高梁市の吹屋地区。このベンガラ館は、明治の頃のベンガラ工場を当時の姿に復元した博物館です。

建物は復元ですが、工場内にある道具は昔のものをそのまま展示しており、ベンガラの製造工程を詳しく知ることができます。お隣の陶芸館では、ベンガラで絵付けされた九谷焼や伊万里焼が見学できるほか、陶芸体験も可能。ぜひカップルでチャレンジしてみて。