ところで、週刊現代の編集長が替わる。片山勇人編集長から、その前にやっていた石井克尚になる。石井編集長は任期半ばで交代したから、今度は自分の思い通りの雑誌作りをしてもらいたいものだ。

 少し気になることがある。週刊現代のある局を、上にいる人間が管轄することになるそうだが、そのエライさんが部員たちに、「編集長はいないものだと思え」とか何とかいったというのだ。

 せっかく、やる気満々の編集長が戻ってくるのに、「いないものだと思え」とはどういう意味なのだろう。

 これからはもっと編集に介入して、自分の思い通りの雑誌にしようというのだろうか。雑誌は編集長のもの。上の人間は困っている時だけ手を差し伸べる。あとは一切任せることだ。

 週刊朝日の次は週刊現代が休刊なんてことにならないだろうか。心配だ。