ジャニーズ排除の動きは、特にドラマの制作現場で進みそうだという。

「現在、ジャニーズタレントで視聴率や話題を作れる俳優は、嵐のメンバーとSnow Manの目黒蓮くらい。木村拓哉も、月9ドラマ『風間公親 -教場0-』が低迷し、もはや“高視聴率男”ではなくなった。亀梨和也や山田涼介なども作品数は多いものの、視聴率が悪いドラマが多く、性加害騒動前から起用を疑問視する声が多かったんです。これまでは、スポンサー受けが良いことを理由にジャニーズタレントを主演などに起用してきましたが、今回の騒動でイメージも一気に悪化してしまった。これからは、ジャニーズタレントのドラマ起用がガンガン減っていくでしょう」(同上)

 ジャニーズ離れがテレビ各局でも始まっている中、5月26日には元ジャニーズJr.の橋田康氏が日本外国特派員協会で記者会見を行った。その席では、ジャニー氏から受けた被害を詳細に報告。ジャニーズは同日、再発防止特別チームの設置や、社外取締役の就任などの
対応策を発表している。

 この会見は、テレビ局がジャニーズ事務所に見切りをつけるタイミングになったという。