男性アイドル市場で、長年に渡って圧倒的な人気を獲得してきたジャニーズ事務所。テレビには、歌番組をはじめバラエティやニュースのキャスターまで、多くのジャニーズタレントが出演している。

 テレビ業界に絶大な影響力を持っているジャニーズだが、今回の性加害騒動でその力関係も変わっていきそうだという。

「創業者・ジャニー喜多川氏による性加害騒動をきっかけに、各テレビ局が起用するイケメンタレントの見直しをする動きが出てきた。これまではほぼほぼジャニーズに頼りきりだったわけですが、俳優やジャニーズ以外のボーイズグループなどを番組に起用する動きが出ている。ジャニーズタレントを毛嫌いしていた視聴者も意外に多いですし、何よりもジャニーズに対して、シニア層からクレームの電話が各局で増えているから。いきなりジャニーズタレントを降板させるのは現実的ではないですが、少しずつ比率を減らしていく方向で調整しています」(民放関係者)