返済額も利息も大幅減になる!?カードローンの借り換えをする2つのメリットと注意点

カードローンは、毎月無理なく返済できる範囲で利用するのが大前提です。それでも「もう少し返済額を減らせれば」と思うなら、ローンの借り換えをしてみましょう。

ローンの借り換えとは？

ローンの借り換えとは、現在契約している会社とは別の会社が扱うカードローンに乗り換えることです。

「別の会社のローンを契約してお金を借り、そのお金で現在の会社のローンを完済する」のが基本的な手順です。

なお、複数の会社のローンを1社にまとめる形での借り換えも行われていますが、この場合は「おまとめ」や「おまとめローン」と呼ばれ、借り換えとは別のものと考えましょう。

借り換えのメリットには、以下の2点が挙げられます。

・利息を減らせる
・月々の返済額を減らせる

それぞれについて詳しく解説しましょう。

借り換えにより、利息を減らすことが可能です。金利が年1.0％減るだけでも、支払利息の総額は減少します。

例えば、30万円を借り入れて、1年間で返済した場合の返済総額および利息総額は以下の通りです。

金利	総返済額および利息の総額
年15.0％	32万4,924円（うち利息2万4,924円）
年14.0％	32万3,232円（うち利息2万3,232円）

借り換えにより、月々の返済額を減らせるのもメリットの1つです。実際のところ、返済方式や毎月の返済額の設定次第で、返済総額や毎月の返済額は大きく異なってきます。

例えば、元金均等返済から元利均等返済に変更することで、毎月の支払額を一定にすることが可能です。

利息分による変動がなくなるので、毎月の返済額を減らせるうえに、資金計画も立てやすくなります。