第6話では、6号車のリーダー・山本俊介(萩原聖人)から伝えられた「元の世界に戻れる」という言葉がうそであると分かり、かすかな期待に胸を躍らせていた5号車の面々は失意のどん底に。一方、現代では、消えた車両の真相について、科学の視点から調査を進めていて…。

 加藤祥大(井之脇)が通う大学で物理を専攻する蓮見教授は、これまでさまざまな研究を行なっており、その功績が認められている。学会での受賞歴を誇り、雑誌などにも取り上げられてきた。直哉らが乗車した車両がなぜ突如姿を消したのか、そして消えた車両はどこへ行ってしまったのか。そんな不可解な事件を調査し、解決への鍵を握る人物として、今後の物語に大きく関わっていく。

 そして、第7話。治安が悪化した6号車から5号車への移住希望者が現れ始める中、優斗たちは、2026年に地球を激変させた大災害の経緯が書かれた航海日誌と、寺崎佳代子(松雪)らが持ち帰ってきた光る不思議な石に、元の時代に戻るヒントがないかと思案していた。