『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデル①龍生寺阿弥陀堂（東京都）
『平成狸合戦ぽんぽこ』で、狸たちが住んでいた「菩提餅山万福寺」は、八王子市堀之内にある「龍生寺阿弥陀堂」がモデル。
『平成狸合戦ぽんぽこ』で美術を担当した男鹿和雄さんが、龍生寺阿弥陀堂を参考に万福寺を描いたと述べています＊*
龍生寺阿弥陀堂近辺は宅地開発されていますが、里山の雰囲気もしっかりと残る場所！
狸たちは、この龍生寺阿弥陀堂をモデルにした万福寺の本堂に集まっていたのです♡
龍生寺阿弥陀堂の鐘つき堂は、『平成狸合戦ぽんぽこ』の映画内に登場した鐘つき堂と形状がよく似ています。
お寺自体は大きくないのですが、随所に『平成狸合戦ぽんぽこ』を感じることができます＊
『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデル②聖蹟桜ヶ丘（東京都）
ジブリ作品で聖蹟桜ヶ丘といえば『耳をすませば』ですよね。
『平成狸合戦ぽんぽこ』にも聖蹟桜ヶ丘が登場することは、あまり知られていません！
『耳をすませば』は1995年に制作された作品なので、これより前の1994年に制作された『平成狸合戦ぽんぽこ』で、ひと足先にスタジオジブリ作品に登場していることになります＊*
『平成狸合戦ぽんぽこ』では、スリーマスターこと三長老がやってくるシーンで、聖蹟桜ヶ丘駅が登場します！
三長老は聖蹟桜ヶ丘の1番線ホームに下り立ち、聖蹟桜ヶ丘の街を車で走っていきます。
映画の後半では、狸たちが宝船に乗って移動する場面でも京王線が登場しているので、チェックしてみてください♡
『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデル③ベルコリーヌ南大沢（東京都）
『平成狸合戦ぽんぽこ』のクライマックスでは、万福寺が壊されてトレンディな住宅地へと変わっていく様子が描かれます。
このトレンディな住宅地のモデルが「ベルコリーヌ南大沢」＊*
ベルコリーヌ南大沢の周辺には、『平成狸合戦ぽんぽこ』の作中同様に歩道橋がいくつかあることも特徴です！
『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデル④乞田川（東京都）
『平成狸合戦ぽんぽこ』の中で、開発が進んで川の護岸工事をするシーンは、東京都多摩市の乞田川がモデルになっています！
乞田川周辺の風景は、高畑勲さんが日本アニメーションの多摩スタジオにいたとき、実際に見た光景を映画に盛り込んだそう＊*
そのため、映画内では乞田川周辺の景色が忠実に再現されています。
『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデル⑤花園神社（東京都）
『平成狸合戦ぽんぽこ』のラストで、「新宿の花園神社の境内をねぐらに歓楽街の残飯をあさって暮らしている仲間もいます」というナレーションが入ります。
この花園神社は、東京都新宿区に実在する神社！
作中ではナレーションのみの登場ですが、この花園神社も『平成狸合戦ぽんぽこ』の聖地として知られています＊*
実際に花園神社で狸は見られませんが、想像してみるだけでも楽しいですね♡
『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデル⑥金長神社（徳島県）
徳島県にある金長神社は、そのまま金長神社という名前で『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場します＊*
「阿波狸合戦」という民話が伝わる金長神社は、商売繁盛や開運のご利益があるとされている神社。
社殿内にはたくさんの狸の置物が奉納され、春には金長たぬきを称えた「金長まつり」がおこなわれます！
狸との縁が深い神社なので、『平成狸合戦ぽんぽこ』の聖地を巡礼したいときは欠かせない場所です。
『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデル⑦多摩ニュータウン（東京）
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、東京都の稲城市・多摩市・八王子市・町田市にまたがる多摩丘陵に計画・開発された、多摩ニュータウンで繰り広げられる物語。
多摩ニュータウンは日本最大規模のニュータウンで、1966年7月から2006年3月にかけて大規模開発されました＊
『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台である昭和40年代は、まさに多摩ニュータウンの大規模開発がはじまった時期と重なっています！
今回紹介してきたモデル地も、ほとんどが多摩ニュータウン内に位置するので、まとめて聖地巡礼しやすいという魅力があります♡
『平成狸合戦ぽんぽこ』の聖地に行ってみよう！
今回は、ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデルになった場所7選を紹介しました！
『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデルとなった場所を、ぜひ聖地巡礼してみてくださいね♡
提供・DRESSY
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