1994年にスタジオジブリから公開され、大ヒットした『平成狸合戦ぽんぽこ』!『平成狸合戦ぽんぽこ』は、動物から人間への辛辣なメッセージとしても受け取れる作品!現代の人間にこそ刺さる、メッセージ性の強いアニメ映画です。この記事では、ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデルになった場所7選を紹介します!
みなさまこんにちは!
ライターのワタナベサツキです*
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、1994年7月にスタジオジブリから公開されたアニメーション映画**
高畑勲監督のスタジオジブリ時代の監督作では、唯一のオリジナル作品です。
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、開発が進む多摩ニュータウンを舞台に、狸が「化学(ばけがく)」を駆使して人間に対し抵抗を試みる様子が描かれています♡
『平成狸合戦ぽんぽこ』の聖地を巡礼して、映画の中に入った気分になってみませんか?
今回は、ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデルになった場所7選を紹介します!
『平成狸合戦ぽんぽこ』ってどんなお話?
1994年にスタジオジブリで制作された『平成狸合戦ぽんぽこ』。
スタジオジブリが東小金井の新社屋になってから、初めて製作する長編映画になりました♡
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、高畑勲さんが原作・脚本・監督の3役を務めた初のオリジナル作品**
声優には、落語家やベテラン俳優が数多く出演しています!
「金曜ロードショー」では、1995年から数年に1度のペースで全9回放送されています。
そのため、金曜ロードショーで初めて観たという方も多いのではないでしょうか?*
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、今もなお根強い人気のある作品のひとつです*
『平成狸合戦ぽんぽこ』のあらすじ
まずは、そんな『平成狸合戦ぽんぽこ』のあらすじをチェックしてみましょう**
昭和40年代、多摩丘陵には多くの狸たちがのんびりとひそやかに暮らしていました。
ある日、多摩ニュータウン開発計画による山や森の破壊が迫っていたため、狸たちは総会を開いて開発阻止を決議します。
狸たちは、先祖より伝わる「化学 (ばけがく)」で人間たちに対抗しようと立ち上がります。
化学とは、人を脅かしたり見誤らせたりする、狸独自の技術のこと。
化学によって、一部の地権者や作業員に工事を思い止まらせ「ニュータウンの怪」として、マスコミをにぎわせることに成功しました。
しかし、多摩ニュータウンの開発自体を阻止することはできません。
それでも開発計画を阻止したいと考える狸たちは‥
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、最後にポン吉の以下の言葉で締めくくられます!
あの…テレビや何かで言うでしょ。「開発が進んで狐や狸が姿を消した」って。あれ、やめてもらえません?そりゃ、確かに狐や狸で化けて姿を消せるのもいますけど、でもウサギやイタチはどうなんですか?自分で姿を消せます?
出典:『平成狸合戦ぽんぽこ』
『平成狸合戦ぽんぽこ』では、動物から人間への辛辣なメッセージとしても受け取れる作品!
人間への警鐘とも取れる名言が多数あり、現代の人間にこそ刺さる、メッセージ性の強いアニメ映画なのです**
隠れキャラが登場しているってほんと?
『平成狸合戦ぽんぽこ』には、多数の隠れキャラが登場していることを知っていますか?*
隠れキャラを探し出すのも『平成狸合戦ぽんぽこ』の楽しみのひとつです。
いずれも狸たちが妖怪大作戦を決行するシーンで、画面を横切るだけの出演! ぜひ、探してみてくださいね♡
- 『となりのトトロ』に登場する大トトロ
- 『魔女の宅急便』の主人公・キキ
- 『おもひでぽろぽろ』の主人公・岡島タエ子
- 『紅の豚』の主人公・ポルコ