ただ、以前なら球団も積極的にコロナ感染を広報していたが、今年はやや様子が異なるようだ。
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「まずもって『めんどくさい』というのがあります。政府の方針からは無くなったとはいっても、チーム内でコロナ感染者が出るとやはり周囲は気になるもの。ただPCR検査、隔離措置などは人員や作業効率を含めて大きな負担になるので、そもそも検査すらしない球団が大半。調べてないから『ただの体調不良』と言い張ることもできる。中には『発熱したらとりあえず休んでおけ。それしかできないよ』と開き直る球団もあるほどです」(同・関係者)
思い起こせば昨年までの3年間、大事な時期に入って選手の大量コロナ感染が発覚してペナントレースにも大きな影響を与えたのは記憶に新しい。選手や関係者の健康とチーム戦況を天秤にかけた戦いは今年もひっそり行われるのが実情のようだ。