侍ジャパンのユニフォームを着た大谷も良いが、できることならメジャーで戦う大谷を見てみたい野球ファンは多いはず。しかし、現地観戦ツアーの広告をチェックした人は、少なからぬ違和感を覚えるに違いない。
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「現在、旅行大手各社が、新聞などにエンゼルス観戦ツアーの広告を打っていますが、そこに『大谷』という文字は一切なく、『本場アメリカ野球観戦ツアー』『アナハイム野球観戦付き連泊の旅』といったツアー名になっています。
旅行に限らず、広告の宣伝文句には厳しい制約があり、例えば『オリンピック』や『W杯』といった単語を勝手に使うのはNG。大谷に関しても同様で、彼の名前で勝手に商売することはできないので、苦肉の策として『二刀流選手所属チーム』などという表現を使っています。
近年は百貨店業界も旅行商品の販売に力を入れていて、あるデパートはWBCのあと、富裕層の顧客を相手にメジャー観戦ツアーの案内を行ったところ、かなりの問い合わせがあったそうです。大谷の場合、あまりの活躍ぶりに“今、見ておかないと”という意識も働くようで、まだまだ大谷フィーバーは当分、続きそうです」(同上)
WBCで久々に日本に凱旋した際にもその力を見せつけた大谷。旅行会社に尻を叩かれなくても、“二刀流選手”は見ておくしかない!?