二の腕を振るとぷるぷるしてしまう人、それは腕の筋肉が足りない証拠です。

普段はなかなか使うチャンスのない、腕の筋肉。

とくに上腕三頭筋、いわゆる「振袖」と呼ばれる部分の筋肉は、日常ではほとんど使われていません。

ご飯を減らしてダイエットしても、振袖のお肉だけは残りがち。筋肉を使わないと、なかなか腕はやせません。

ヨガのポーズとフローで二の腕の筋肉を燃焼させ、プルプルゆれない二の腕をゲットしましょう。

ダイエットしても、二の腕は痩せにくい!

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

食事の制限やランニングなどで、一生懸命ダイエットに励んでも、二の腕だけタプタプのままではガッカリですよね。

しかし、二の腕は脂肪がつきやすく、取れにくい場所。他の部分がやせても、二の腕のお肉は残ってしまいがちなのです。

原因のひとつとして、日常の中であまり筋肉が使われないため、二の腕の筋力が低下してしまったことがあげられます。

やせにくい理由①:腕の筋肉が使われていない

いわゆる力こぶができる、二の腕の前の部分が上腕二頭筋です。

重い荷物を持つときなど、この筋肉は普段の生活でもたびたび使われます。

一方で、腕を横にのばすと下側にくるプルプルしやすい部分、「振袖」と呼ばれる二の腕のうしろの上腕三頭筋は、活躍の機会がほとんどありません。

やせにくい理由②:巻き肩

他にも巻き肩も二の腕がたるむ原因のひとつ。

スマホやデスクワークなど、肩を前に出してする作業がおおく、肩はいつも内に入りがちです。

肩が内に入り胸より前に出てしまう巻き肩は、腕の可動域をせばめてリンパの流れを悪くし、腕のむくみの原因になります。

これから紹介するヨガフローは、上腕二頭筋と上腕三頭筋の両方を鍛えながらストレッチさせることができる、つまり筋肉をつけながらリンパの流れも良くすることができるので、二の腕の引きしめに効果的です。

二の腕やせにはヴィンヤサヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)
ヴィンヤサヨガ
ヨガのポーズからポーズへ、呼吸に重点をおきながら、流れるように途切れなく行うヨガ。

ヴィンヤサ・フローヨガとも言われ、フロー(流れ)にのって行う。

運動量がおおいため、常温でも充分に体があたたまり、流れるように動くシークエンスはダンスのよう。

「ヨガ」というと「静か」で「ゆっくり」といったイメージが多いかも知れませんが、ヴィンヤサヨガは比較的アクティブなヨガです。

筆者が住んでいたニューヨークでもとても人気なヨガで、流行している曲にのりながら、ジムでランニング代わりにヨガ、というようなスタイルの人も多くみられます。

そんなヴィンヤサヨガの基本を用いたヨガのエクササイズをご紹介します。