原作のハル氏は「作業中、ずっと2人の声が聞きたいと思っていました。新学期の教室、夏の雨、花火、会社でのあれこれ。そんな中での、映像化された2人を拝見でき、光栄です。忙しい日常の中、ふと見上げた空から、陽炎が立ち上る夏の道端から『4月の東京は…』を感じていただけるとうれしいです。本当にありがとうございます」と感謝の意を述べる。

 監督・脚本を務めた石橋夕帆氏は「櫻井佑樹さんが持つ実直な空気は、まさに和真そのものでした。そして髙松アロハさん演じる蓮の、はかなげで美しい表情。すてきなお二人とこの物語を紡げて、とても幸せでした。原作を読んで、人を愛する思いの強さに胸が震えました。そして、本当の意味で“大人になる”ということ。それは大切な誰かを守りたいという願いと深くつながっているのだと思います。今を生きる私たちにとって、大切なものがたくさん詰まっている物語です。ぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。

 なお、「4月の東京は…」は、テレビ神奈川(6月15日スタート 木曜深夜1:00)、群馬テレビ(6月20日スタート 火曜深夜0:30)、とちテレ(6月21日スタート 水曜深夜1:00)、テレ玉(6月22日スタート 木曜午後11:00)、チバテレ(6月22日スタート 木曜午後11:00)でも放送。TVer、MBS動画イズムで1週間の見逃し配信をする。また、8月20日からは、CS放送の女性チャンネル♪LaLa TV(日曜午後11:30)でも放送が決定している。

 さらに、6月11日に大阪で行われる「ちゃやまち推しフェスティバル!」内で、櫻井と髙松が登壇する「4月の東京は…」放送直前イベントが開催される。