さらに、シリーズ伝統の歴史小ネタは今回も健在。画面に一瞬しか映らない部分にもネタが仕掛けられている。そして、「信長のスマホ」時の好評を受け、今回も尾張弁バージョンの制作が決定。秀吉の地元・東海地方ではテレビ放送されるほか、NHKプラスでも配信。本物の秀吉はこういう言葉遣いでしゃべっていたのかも? そんなふうに思いをはせながら楽しめる。

 また、シリーズ第4作「信長のスマホ」放送時に、織田信長がTwitterアカウントを開設。番組の告知はもちろん、「浅井長政・朝倉義景の箔濃(はくだみ)プレゼント企画」を行ったり、狩野永徳にNHK大河ドラマ「どうする家康」の大河絵を描かせたりと、オリジナルコンテンツを多数投稿してきた。天下のバトンが信長から秀吉に移ったのに伴い、この信長アカウントも秀吉が継承。家臣からの留守番電話やメッセージアプリでのやりとりをアップしたり、自分の活躍を取り上げたネットニュースなどをアップしたり、フォロワーにお金を配ったりしながら、Twitter上で家臣(フォロワー)を募集し、天下統一を目指す。